そして、メディアは日本を戦争に導いた 文春文庫

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167905774
ISBN 10 : 4167905779
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
227p;16

内容詳細

歴史は繰り返すのか? 昭和史の教訓を今こそ

昭和史最強タッグによる「戦争とメディア」の検証、決定版対談! 石橋湛山、桐生悠々ら反骨の記者たちの話題も豊富な、警世の一冊。

【著者紹介】
半藤一利 : 1930年、東京・向島生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家。著書は『日本のいちばん長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『昭和史1926‐1945』『昭和史戦後篇1945‐1989』で毎日出版文化賞特別賞、2015年菊池寛賞受賞

保阪正康 : 1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒。編集者時代の72年『死なう団事件』で作家デビューして以降、個人誌「昭和史講座」を主宰して数多くの歴史の証人を取材、昭和史研究の第一人者として2004年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヨーイチ さん

    最近、戦争関連本を続けて読んでいるので、勢いで買ってしまった気がする。ご両人とも信頼できる書き手だったってのもある。(偉そうですみません)。戦争報道はイケイケの方がウケる、売れるってのは、「やっぱりそうだろうな」と言うしか無い。知っている範囲で言うと湾岸戦争とイラク戦争の時は新聞、雑誌を読み比べたものだ。覚えているのは東スポのはしゃぎ振り。あれはジャーナリズムとは言えないけど。「フセインのインキン作戦」なんて無茶苦茶な見出しもあった。戦前の露骨な行き方は一目瞭然だけど 続く

  • さきん さん

    太平洋戦争勃発にかけて、日本のメディアはいかに政府に取り込まれていったのか、昭和一桁、二桁世代の元記者が対談する。情報分析の弱い国民と国民に迎合しないと食っていけないメディアを政府が上手く利用して、昭和10年に入るまで、だいたいを骨抜きにしたのが真実のようである。政府も必死に言論を統制したいというのが伝わってきた。現在も自民党案の公共の秩序に反しない限りという文言には解釈の幅があり、憲法があっても根本は人次第で随分変わるということを感じた。

  • 呼戯人 さん

    メディアは進んで戦争協力をする。そういう歴史が半藤一利と保坂正康というベテランの近代史家によって語られている。新聞は国民国家成立に大きな役割をはたしてきたし、中間層のためのメディアとして活躍してきた。しかし権力によって国家統制が行われるようになると、政権批判どころか自ら進んで政権の犬になり戦争を鼓舞し国民を戦争に駆り立てるような記事を載せてきた。果たして21世紀の日本でも同じであろうか。新聞は今どんどん読まれなくなってきている。テレビも俗悪の極みを尽くして腐敗している。私たちは何を指針に生きればよいのか。

  • koba さん

    本書は、昭和史の語り部である半藤一利氏と保阪正康氏がジャーナリズムの在り方を巡って、昭和史から得た教訓を現在のマスメディアに投げかける。朝日や讀賣は新聞と戦争について自ら検証している。その中でも日露戦争や満州事変で論調が変わったことを記述している。今でも残る軍歌のいくつかは新聞社が募集したもの。戦前のメディアが、軍部の規制により商業的に選択した結果とは言え「一億火の玉」の世論を作った事実は消えない。戦後は、知る権利をかざして「権力」と化したメディアが、一定の価値観のもと、世論を作っている事実も変わらない。

  • Hiroshi さん

    平成24年4月に自民党の憲法改正案を見て、特に9条と21条を見て新聞紙をビリビリ引き裂いてしまった半藤一利が、昭和史研究の保坂正康と、戦前ジャーナリズムについて対談したもの。昭和8年の急激な右傾化を知りたくて読んだ。◆明治時代の自由民権運動の報道を担ったのは、旧幕の者だったので、政府に懐柔されない。日露戦争の頃になると徳富蘇峰のように国家政策に共鳴する者も出てくる。戦争記事はよく読まれ、新聞の売上が上がるのだ。満州事変以降新聞社は政府に懐柔される。桐生悠々の「関東防空大演習を嗤ふ」など書くと売れないのだ。

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930(昭和5)年に東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区)で生まれる。勉強よりもメンコやベエゴマ、すもうに熱中する悪ガキ少年で、東京府立第七中学校(現在の都立隅田川高校)に入学するが、成績は300人中200番台であった。中学2年生で東京大空襲にあい、その後東京をはなれ父のふるさとの新潟県長岡で終

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