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おれは一万石 33 火中の富札 双葉文庫

千野隆司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575672510
ISBN 10 : 4575672513
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

寛政四年七月、高岡藩井上家当主正紀に、公儀からお国入りの許しが出た。藩主として初の帰国とはいえ、参勤交代の費えに一同が頭を抱える中、麻布笄橋を火元にした大火が江戸の町を襲う。武家地を中心に大きな被害が出た翌朝、様子を見に足を運んだ正紀たちは、焼け跡で一枚の富札を拾うが、この札が思わぬ事件に繋がり──。大人気シリーズ第33弾!

【著者紹介】
千野隆司 : 1951年東京生まれ。國學院大學文学部卒。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。本シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はにこ

    正紀の御国入り。しかし相変わらずお金がない!そして江戸では大火事が。幸い高岡藩は免れたが、お見舞いでさらに出費がかさむ。今回は他藩のいざこざに顔を突っ込む感じだった。富札で当たるのは嬉しいけど、それで殺されたらたまったもんじゃないね。ラッキーなことにこれでお金もらえて良かったね。出来過ぎだけど。。

  • ひさか

    2025年7月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ33作目。猛火の襲来、小石川御門、二等の富札、定信派老中、世子の廃嫡、できた御仁、の章で構成。参勤交代の費用を捻出する正紀たちが、遭遇した火事場での事件を解決する。といういつもの悪巧みの跳ね返しではない人助けで事件にかかわることに。情けは人のためならずを地で行く展開が楽しい。正紀たちは真っすぐな性根を持つ武家です。

  • Abercrombie

    足りない参勤交代の費用、火事場で斬殺された高松藩士、焼け跡で拾った当たり籤。三題噺のお題のようだが、これで話の先は予想出来てしまう。金策シーン少なめ、高松藩の後継をめぐる定信派との戦いも、そう大袈裟なものとはならず、あっさり読めてしまった。

  • goodchoice

    シリーズ33作。いつも金繰りに苦労しているが今回も初のお国入りの資金がない。最後は意外な金策ができ、無事お国入りとなりメデタシ、メデタシ。

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