Product Details
ISBN 10 : 4309415628
Content Description
全生活をインターネットが覆い、我々は相互監視のはざまで窒息しかけている―現代の「接続過剰」から逃走するチャンスはどこにあるのか?従来「接続を推進する」ものと見なされがちだったジル・ドゥルーズの哲学を大胆に読み替え、「切断の哲学」を提示した本書は、人間の弱さや「有限性」をこそ思考する、世界的に特異な「生成変化論」である。巻末には千葉=ドゥルーズ思想を読み解くための手引を付す。異例の哲学書ベストセラー、文庫化。紀伊國屋じんぶん大賞2013/第5回表象文化論学会賞受賞。
目次 : 序―切断論/ 第1章 生成変化の原理/ 第2章 関係の外在性―ドゥルーズのヒューム主義/ 第3章 存在論的ファシズム/ 第4章 『ニーチェと哲学』における“結婚存在論”の脱構築/ 第5章 個体化の要請―『差異と反復』における分離の問題/ 第6章 表面、深層、尿道―『意味の論理学』における器官なき身体の位置/ 第7章 ルイス・ウルフソンの半端さ/ 第8章 形態と否認―『感覚の論理』から『マゾッホ紹介』へ/ 第9章 動物への生成変化/ エピローグ―海辺の弁護士
【著者紹介】
千葉雅也 : 1978年生まれ。哲学/表象文化論。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
