Books

海、悲歌、夏の雫など 現代歌人シリーズ

千葉聡 (歌人)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863851788
ISBN 10 : 4863851782
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
千葉聡 ,  

Content Description

海は海 唇?んでダッシュする少年がいてもいなくても海

「ちばさと」の歌は汗の匂いがする。
元気がありすぎるクラスの担任として
ドラマがありすぎるバスケ部の顧問として
小さな黒板に毎日短歌を書く。
国語教師として
情熱が空回りしてばかりの駆け出し歌人として
ひたすら汗をかき続けた
ひと夏のものがたり。

【著者紹介】
千葉聡 : 1968年9月、神奈川県生まれ。東京学芸大学卒業。國學院大學大学院修了。第41回短歌研究新人賞受賞。現在、横浜市立桜丘高校に勤務。三省堂高校教科書『明解国語総合』『明解現代文B』の編集委員。短歌誌「かばん」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア

    本書は千葉聡の第5歌集である。むしろ、これが彼のデビュー作だと言われる方が納得がいきそうだ。良く言えば、未だ初々しさを全く失わず、また見方を変えればアマチュアっぽさを大いに残すからである。歌からは、千葉は高校の国語の教員であり、バスケットボール部の副顧問を務めていることがうかがい知れる。ほとんどの歌はその中での千葉の実体験に根ざしたものである。詠みぶりは、いたってストレートで、いわば直情的である。「永遠のアマチュア歌人」と冠したくなるような。歌にも、おそらくは行動にもいたるところに若さが散見する歌集。

  • まぁみ

    現代歌人シリーズ#1作品。2015年刊ですが、昨年購入。ちばさとさんの人間味に溢れていて、もしかしたら好き嫌いが分かれる作品かも。ちばさとさんも若かったのかな(笑)。ひと夏の物語として暑い日々を楽しめます♪あまり共感は出来ないけれど、背景が分かりやすい歌ばかりなので、読んでいて気持ちが楽になりました。この現代歌人シリーズは好きな歌人だけを購入しているので、九冊保有。新鋭短歌シリーズはガシガシ購入しちゃうので、こちらは愛着深い作品ばかりです。

  • はち

    ちばさと先生の歌に違和感を感じるのは何故だろう、と前から思っていた。やっと謎が解けた。私が私でないのだ。この歌集では普通割愛する私が入っている。しかも、ちばさと、であったり聡であったり、わざわざ自分の名前で。そのせいか、ちばさと先生の目線で詠む千葉聡という人間がいるように思うのだ。文体も軽く、油断すると甘く見てしまいそうだが、なかなか奥深い。とりわけ「兄さんがいた」という連作はそうだ。聡というおそらく過去の自分を見ている自分がいる。バスケ部副顧問の歌はスラムダンクを再読していた私にはタイムリーだった。

  • 青色

    なんかすごい写真的な短歌だなぁと思った。「一瞬の静寂 何も纏わずにボールは上がる 試合スタート」の歌、私がその情景をすごくイメージできるのもあるけどバスケの試合が始まるあの空気感がめちゃ伝わってきていいなと思った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items