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江戸始図でわかった「江戸城」の真実 宝島社新書

千田嘉博

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784800271297
ISBN 10 : 4800271290
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2017年2月9日の新聞報道(各紙一面扱いでした)で、江戸城の築城時の絵図を千田嘉博氏が解読し、江戸城が当時最強の要塞として作られたことが明らかになりました。いままで、江戸城は徳川家康の権威の象徴として天守閣を持ち、お堀をめぐらせ威容を誇ってきたものと考えられてきました。しかし、それだけではなく、西の備え(豊臣家とその家臣)として、要塞としても機能していたことが明らかになりました。その江戸城の新発見に基づいて、真実の江戸城を明らかにします。

【著者紹介】
千田嘉博 : 1963年生まれ。城郭考古学者。大阪大学博士(文学)。奈良大学文学部文化財学科教授。各地の中、近世の城郭の発掘調査、整備に関わるほか、世界と日本の城の比較研究を行っている。2015年に濱田青陵賞を受賞。2016年にNHK大河ドラマ『真田丸』の真田丸城郭考証も務める

森岡知範 : 1966年生まれ。専門誌の編集を経て、歴史研究家に。戦国時代を中心に古代から近代までを幅広くカバー。近年は、茶人・商人・武人の交流を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mr.チャーリー

    江戸始図の発見は、家康の慶長期江戸城の天守や門、石垣がどうであったかが詳細にわかったという、すごい事なんだと実感しました。姫路城の天守の高さが47mに対して、江戸城のそれは何と推定69m!家康は江戸城を最強の城として完成させるとともに江戸の町の上水開設、治水にも力を注いでいたんだなぁと改めて感心してしまいました。現在、皇居東御苑に天守台が残されています。早速訪ねて、家康の江戸と江戸城について思いをはせてみようかな。それもブラタモリ的に!

  • maito/まいと

    先日の歴史的発見&発表から早い時期での発刊に、まず敬意を表したい。これまで学会や有識者の方で止まっていた研究成果や最新の情報がここまでスピーディにおりてくるようになるとは・・・何だか感慨深い。が、その反面、その発見&発表内容は前半だけで、後半は江戸の国作りの話題へ。もちろん無意味とは思わないが、肩すかしにあった気分。前半もまだまだ途中という段階なのが見えすぎてしまい、少し残念。速さか正確さか、はたまた深さか拡がりか。悩ましいところではあるなあ。まあ、読者のワガママなんだけど(苦笑)

  • 雲をみるひと

    松江で発見された江戸始図がテーマ。始図から初期を中心とした江戸城を分析した章と江戸の街づくりや徳川家来歴等関連の章からなっている。 関連章が概論的な話に終始していることもあり、やや総花な印象。 江戸始図は詳細に踏み込んで入るが、出版時期が分析が進む前だったこともあるのか、それでも紙面がうまり切れてない印象は拭えない。関連章と江戸始図が連携するくらい研究が進んでからの出版でもよかった気がする。

  • 文章で飯を食う

    昨日読んだ「信長の城」と同じ作者の本だが、読み終わって本棚に並べるまで気付かなかった。 「信長の城」に比べると、何しろ絵図一枚の発見で一冊書いてしまうので、中身は少々薄いかな。 江戸城は平和な時代の物と思い込んでいたが、家康が江戸に移った時には、秀吉は健在だったのだ。 未開の江戸で城どころか、土木工事から始めねばならないとは、家康も苦労が絶えないなー。 はっきり言って、秀吉に僻地にとばされたわけだからな。 江戸は山を削って海を埋め立てたのだから、すごいね。

  • まるこ

    江戸城の、家康期の地図が近年見つかり、防衛に強い城造りが、確認された。また、江戸の町づくりについての解説も、非常に興味深い。

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