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鵬藤高校天文部 君が見つけた星座

千澤のり子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053797
ISBN 10 : 4562053798
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

心を閉ざしていたわたしをあなたは天文部に引き入れてくれた。そこで起こった「いくつかの事件」を経験して、わたしは、あたたかな世界のあることをふたたび知ることができた。ずっとこのままでいたい。でも、わたしはひとつ、大きな嘘をついていた…

【著者紹介】
千澤のり子 : 東京都生まれ、作家。羽住典子名義で評論家としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    連作短編集。青春モノとして楽しめましたが、ミステリー部分は自分の読解力のなさか?よくわからないのもありイマイチ。

  • itoko♪

    千澤さん初読み。事故に巻き込まれ怪我を負ってしまった主人公の菅野美月は、人懐っこい高橋の誘いで天文部へ入部することになる。部の活動中には謎めいた小さな事件が起こり…。作中の『遠く離れた見知らぬ誰かとも、同じ空を見て繋がってるって気がする』隣りで一緒に空を見る仲間なら尚更その思いは近い。最終章に明かされる事実は、謎というよりは青春だなぁ〜。誰かと夜空を並んで眺めたくなる、そんな作品だった。

  • へくとぱすかる

    短編集いや連作か。最初の話がどこかで回収されるだろうと思って読み進め、ラストに明かされたみんなの心のやさしさに、思わずほっこりする。作品中の最大の謎にしても、「ああ、そうなんだ。でも確かにそうだろう」と、納得がいった。ミステリというよりも、高校生たちの日常と、天文部というちょっとマイナーな部活動の世界を追体験できる、端正な青春小説として楽しい。

  • よっち

    高校入学直前に事故に巻き込まれた美月。入学が遅れ周囲に取り残されつつあった彼女がクラスメイトの誠に誘われるまま天文部に入部し、様々な出会いといくつかの事件に遭遇する青春ミステリ。入部していきなりの殺人事件には面食らいましたが、意外な結末に繋がってゆく事件の顛末と悪くない読後感、そして難しい状況を乗り越えるのに苦労していた美月が、誠やその幼馴染の村山といった天文部の面々と共に過ごしたり事件解決に関わってゆくうちに、その距離感の難しさを感じさせながらも少しずつ心を開いて行く展開はなかなか良かったと思いました。

  • coco夏ko10角

    鵬藤高校に入学した美月は天文部に。読む前はちょっとした日常の謎を扱った青春ミステリーかと思ったので一話目でびっくり。ミステリーは正直ちょっと微妙だったけど、青春ものとしてはよかった。

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