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黒化する世界 --民主主義は生き残れるのか?--

北野幸伯

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594091620
ISBN 10 : 4594091628
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

プーチンのウクライナ侵攻、習近平の拡張主義の内在的論理を抉る!「赤化(=共産主義)」終焉後、「黒化(=独裁主義)」はいかにして台頭したのか。そして現下の独裁主義興隆の実態、とくに典型的な「黒国家」である中国とロシアの実像、アメリカを代表とする民主主義陣営の黒国家への対処を考察し、日本の行くべき道を検証していく。

目次 : 第1章 前黒化時代(覇権争奪戦とバランス・オブ・パワー/ アメリカ対欧州の時代(1992年〜2003年) ほか)/ 第2章 連鎖黒化(香港―連鎖黒化のはじまり/ ベラルーシの乱 ほか)/ 第3章 白の逆襲(香港問題で変わるイギリス/ 香港問題で復活する米英同盟 ほか)/ 第4章 黒VS白の戦争(プーチン怒りの根源/ なぜ2021年11月に大軍を集結させたのか? ほか)/ 第5章 黒化勢力の「核」中国の未来(ウクライナ戦争の負け組、勝ち組/ ウクライ戦争、最大の勝者は中国 ほか)

【著者紹介】
北野幸伯 : 国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。アメリカや日本のメディアとは異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。2018年、日本に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ta_chanko

    ロシアのウクライナ侵攻の裏には、米中覇権戦争がある。近年、中国・ロシアを筆頭に北朝鮮・ベラルーシ・ミャンマー・アフガニスタン・香港などが権威主義的体制に取り込まれ、米・英・日・豪などが民主主義勢力としてこれに対抗。ドル覇権に挑戦する中国の人民元。人民元での決裁が中ロを中心部とするユーラシア大陸で広がれば、アメリカの覇権も限定的なものとなる。韓・独・印・ASEANの動きにも注目。ただ長期的に見れば、中ロ同盟には未来がない。日本は民主主義勢力と手を結びながら、国益にかなった自立外交を模索する他ない。

  • スプリント

    共産主義化を「赤化」と呼ぶのにたいして 独裁化を「黒化」と呼び現在の国家勢力として増加しているという「黒化」の実態を解説。

  • mochizo

    著者のメルマガよく読んでいますので、内容は重複するものが多いですね。たた、バイデン大統領が想像以上に動いている事実は把握できました。今後の数年間の世界情勢が気になります。

  • いっしー

    毎度分かりやすく説得力のある文章で、今回も引き込まれて読み終えた。今回は白と黒で表現したところが特に分かりやすい。派手なトランプの中国叩き言動に比べたら地味だと思っていたら、バイデンの方がじわじわと着実に中国に対抗している。凄い。普段何気なく耳にするニュースも、本書の様な背景(AIIB事件、シェールガス革命等)を知ると、俄然ニュースが面白くなる。

  • 井野 雄介

    著者の北野さんは、ソ連でインテリジェンスの基礎をしっかりとマスターし、かつソ連〜ロシアの栄枯盛衰をその目で見て来た、「正真正銘の」国際問題専門家と言える。 その大家が著した本書は、現代国際史を見事にレビューし、世界中まで独裁的な政治体制が跋扈している厳しい情勢を鋭く分析しつつも、最後に(少なくとも日本人にとっては)「希望」を語る。生粋のリアリストが語る希望には説得力がある。 国際情勢に興味のある全ての人にお勧めする。

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