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日本の生き筋 家族大切主義が日本を救う

北野幸伯

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594081171
ISBN 10 : 4594081177
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この本には、「幸せな日本の創り方」が、はっきり、くっきり記されています。

皆さん、「日本の未来は、お先真っ暗だ! 」とか思っていませんか?

そう考える理由があるのですね。
最大のものは、「少子化問題」でしょう。
日本の人口は、2050年には9708万人、
2100年には4959万人まで減るというのです。
(「国立社会保障・人口問題研究所」の予測)

それで、遠くない将来、全国896の地方自治体が消滅する可能性がある。
恐ろしいことです。
その他にも、いろいろいろいろ問題があります。

・年々増えつづける児童虐待
・深刻ないじめ問題
・過労死問題
・無差別殺人事件
・親の子殺し、子の親殺し
・日本を代表する大企業の不正の数々
・農村の高齢化、過疎化

などなど。

存在する問題を列挙すれば、一冊本ができあがってしまいそうです。
こう考えると、「日本の未来はお先真っ暗だな」と信じてしまっても、
仕方ありません。

しかし、そんな絶望は、この本を読むまでです。
というのも、日本の諸問題には、「解決方法」があるからです。


この本で示される解決方法とは?

少しこの本の内容について触れておきましょう。

第1章では、日本を幸せな国にするための「3つのキーワード」を提示します。

「もっとがんばれ! 」「根性! 」「気合! 」「汗をかけ! 」とはいいません。
むしろ「根性があればなんとかなる」という「不毛な精神論」が、
「日本停滞の原因」と考えます。
では、どんなキーワードが、日本人を幸せするのでしょうか?

第2章では、日本の新たな中心的価値観について解説します。

戦後、日本は「経済」「金儲け」「会社」を中心に国づくりを進めてきました。
そのおかげで日本は奇跡的成長を果たし、
アッという間に世界第2の経済大国になれました。
しかし、1990年代初頭のバブル崩壊で、「会社教」はその役割を終えました。
今の日本には、「新たな中心的価値観」が必要です。
それは、なんでしょうか?
この章を読めば、わかります。

第3章では、地方を復活させる秘策について触れます。

皆さん、日本では今、
東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、愛知県、沖縄県以外の
すべての道府県で人口が減少していること、ご存知でしたか?

そう、日本の地方は、
1.少子化 2.人口流出 という2つの大問題をかかえているのです。
この章では、「東京圏から地方に人を誘導する方法」について書きます。

第4章では、給食革命と農業の復興についてです。

この章に書かれていることを実行すれば、日本の子供たちは健康になり、
成績も上がり、ひょっとしたらいじめが激減するかもしれません。
さらに、日本の農業は復活し、農村は豊かになり、
なんとエネルギー自給率が上がります。

第5章では、少子化問題を解決する方法について書きます。
日本のメディアは、「少子化問題で、日本はもうダメだ! 」といいます。
確かに、日本の少子化問題は深刻。
しかし、「もうダメだ! 」とか、いわないで欲しいものです。
というのは、「出生率を上げる方法」は存在するからです。

この章では、ロシアの出生率を、1.16から1.75まで増やした
超シンプルな方法をご紹介します。
そのままでは使えないので、
「日本ではどうアレンジするべきなのか?」も書きます。
この方法が採用されれば、5年後、
日本に少子化問題は存在しなくなっていることでしょう。

第6章では、日本が世界でますます愛され、尊敬され、
なおかつ世界に「和」をもたらす方法について書きます。

この方法を実行することは、「日本があるべき姿になる」ことであり、
おそらくほとんどの国民に賛同していただけることでしょう。

何はともあれ、「日本の未来は真っ暗だ! 」という、イメージを捨てましょう。
日本には、明るい未来が待っているのですから。

「幸せな日本の創り方」を知りたい方は、
迷うことなくこの本をご一読ください。


著者について

北野幸伯(きたのよしのり)
国際関係アナリスト

1970年生まれ。
19歳でモスクワに留学。
1991年12月、現地でソ連崩壊を目撃する。
1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO) を、日本人として初めて卒業。(政治学修士)
1999年、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。
「わかりやすい! 」「面白い! 」「予測があたる! 」と話題になり、読者数が急増しつづける。

RPEは現在、会員数56000人。
業界最大手「まぐまぐ」の「ニュース、情報源部門」で日本一のメルマガである。 また、2015年「まぐまぐ大賞」で総合1位を受賞。「日本一のメルマガ」と認定された。

リアリズム大国ロシアの首都モスクワに28年在住。
アメリカや、平和ボケした日本のメディアとは全く異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。
著書に、
『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』(草思社)
『隷属国家日本の岐路』(ダイヤモンド社)
『プーチン最後の聖戦』
『日本自立のためのプーチン最強講義』
『日本人の知らないクレムリン・メソッド』
(以上、集英社インターナショナル)
『中国に勝つ 日本の大戦略』(育鵬社)
などがある。  

【著者紹介】
北野幸伯 : 国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。1999年、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。2015年「まぐまぐ大賞」で総合1位を受賞。ロシアの首都モスクワに28年滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すみの

    そこそこ平穏に暮らせる日本だが、問題点も年々増加する一方。聖職、正義の人による不祥事、近親間虐待や無差別殺人、深刻ないじめ、企業による偽装など、日本人であることに嘆息することも多い。著者は、『家族大切主義が日本を救う』とある。国家としての品格を持つ、その為に個人が善良であり、心身、経済、時間的に余裕があることが必要とある。善良であるためには教育は大切。教育、余裕という観点からも家族を大切にすることは必須。家族になることの意味と大切にする意義、常々私が思うことで、まさしくそこがスタートかなと思った。

  • おおとろ|ストーリーテラー

    ☆☆☆ 再読

  • Hirouch

    相変わらず読みやすい丁寧な文章でした。 内容は題名にある通り、家族を大切にしましょう、 家族を大切にするとは、具体的にこういうことです、 といった感じです。 ですが、肝心の家族の定義が古いというか、昔の 伝統的家族観そのものでがっかりしました。 ロシア出身だから仕方ないのでしょうが、、、

  • kit45104

    著者はロシア情勢に詳しい国際ジャーナリストで、政治や軍事、外交などの関連本はこれまで出していましたが、本書は日本のこれからの生きる道を提言している点でちょっと毛色が違っています。ですが、提言の内容は家族の在り方から働き方、地方再生や食の問題、少子化対策など納得でき実現性の高いものばかり。いかに日本の幸せを考えているかがわかります。ぜひ多くの人に読んでいただきたい一冊です。

  • ししとう

    終身雇用・年功賃金が常識だった時代は会社を信じてついていく「会社教」社会だったが、これからは「家族大切主義」で行くべきとの作者の主張に大いに共感します。少子化問題の対策や、日本ファンを増やそうという「和ァームジャパン」ロシア滞在が長い日本人という作者のユニークな経歴から独自の視点が生み出されるのですかね。

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