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新版 日本の地政学

北野幸伯

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594100384
ISBN 10 : 4594100384
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロシアによるウクライナ侵攻以来、世界は「弱肉強食の世界」に回帰した。「トランプ関税」は、米中覇権戦争の激化を予見するとともに米国の変質を露呈した。本書はモスクワ滞在28年、ロシアの政治経済、プーチン的思考を熟知した国際関係アナリストが、激変する国際情勢の中で、日本が生き残り繁栄するための道筋を、最新の国際情勢と地政学を基に解き明かす。『日本の地政学』(2020年刊)の改訂新版。歴史に学ぶ勝利の法則とは。

【著者紹介】
北野幸伯 : 国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1991年12月、現地でソ連崩壊を目撃する。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を日本人として初めて卒業(政治学修士)。1999年、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。業界最大手「まぐまぐ」の「ニュース、情報源部門」で日本一のメルマガである。また、2015年「まぐまぐ大賞」で総合1位を受賞。「日本一のメルマガ」と認定された。リアリズム大国ロシアの首都モスクワに28年滞在。アメリカや、平和ボケした日本のメディアとは全く異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。2018年、日本に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ta_chanko

    マハンのシーパワー理論=英米日、マッキンダーのハートランド理論=露独中、スパイクマンのリムランド理論=米のNATO-中東-アジア戦略。イギリスが欧州において同盟によりドイツを抑え込んだように、日本はアジアにおいて同盟により中国を抑え込む。ランドパワーの露独中は海外進出を目指して失敗し、シーパワーの日本は大陸進出を目指して失敗した。ロシアはウクライナで戦術的には勝利しても戦略的には負けている。今後も日本は自立の度合いを高めつつシーパワー連合(米英豪印ASEAN)で中露を抑え込むことが正解。

  • ふくちゃん

    前著も読んだ。新版は、アメリカ大統領がバイデンからトランプに代わった変更点を踏まえた書き換えと追加。「ロシアの地政学」プーチンのメンター、ドゥーギンの思想と影響力。「これから起こること」。「未来の繁栄のための」トランプ時代に日本が進むべき道。著者は日本の未来は明るいとしているが、ほんまかいな。♤

  • いっしー

    世界の動きを正確に捉える力とその洞察力に今回も驚いた。ほぼニュースや論文からの公開情報のみで全体像や国毎の戦略を捉えた上で自身の提言をする、というスタイル。 今回は地政学的な観点から、国それぞれの強み弱みにより国家戦略を分析しており興味深い。地政学上、大国の「緩衝地帯」という考えは納得。トランプ政策の弊害や理由も明確に書かれ、短期的ではなく長期的な観点から日本は対応すべきとの提言も。 のほほんとニュースをただ読んでいるだけではいけないな。大局的に世界を捉え、国それぞれの戦略を考えながら読まねばと思った。

  • dexter4620

    基本的には親ロシアの方だと思うが、中国との関係やトランプ政権の危うさなどをフラットに書いており、飲み込みやすい現代地政学。防衛力強化や可能なら出生率増加策は応援したい。現在の日本を取り巻く環境を知るためには読んで損のない一冊。

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