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ビックリするほどips細胞がわかる本 ふつうの細胞との違いからその可能性、再生医療の最前線まで サイエンス・アイ新書

北條元治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797365283
ISBN 10 : 4797365285
Format
Books
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2007年、京都大学の山中伸弥教授が中心となって開発に成功した人工多能性幹細胞(iPS細胞)のニュースは、世界中を驚かせました。このiPS細胞によって、臓器再生や難病治療など、再生医療や創薬の可能性が大きく前進するからです。本書はこのiPS細胞について、基礎のキソからわかりやすく解説しています。

目次 : 序章 iPS細胞と再生医療(iPS細胞と再生医療が拓く夢/ 「夢」の医療の正体とは? ほか)/ 第1章 生命の基本単位である遺伝子と容器としての細胞(無限(遺伝子)と有限(生命)の境界/ DNAは生命の「基本的計画」 ほか)/ 第2章 人体を構成する細胞の特殊性とは?(人体は約60兆個もの細胞の集合体/ 人体を構成する細胞の種類 ほか)/ 第3章 細胞を用いる医療とその可能性(再生医療の定義―再生させる医療と再生医療の違い/ 再生医療の歴史 ほか)/ 第4章 iPS細胞と再生医療の未来(臓器の作製―万能細胞による究極の再生医療/ 難病への決定打―アルツハイマー、脊髄損傷 ほか)

【著者紹介】
北條元治 : 1964年、長野県生まれ。弘前大学医学部卒業。東海大学兼任講師。専門は皮膚の再生医療(培養皮膚)。東海大学にて重症熱傷の治療に従事したあと、セルバンクを立ち上げ、複合型培養皮膚の事業を東海大学と共同で実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 北山央晃

    面白いです。キメラ生物の倫理性の話とか女性から精子を作り出せる可能性とかガン細胞と万能細胞の類似性とか現象・機能などについては分かりやすく解説してあります。ただもうすこしips細胞の本質についてなぜかすっきりした理解は得られませんでした。他の方の書評にも同じ様な意見がありましたね。

  • ちょ

    かなり平易に解説されてましたが、話が前後するところや浅すぎる点が残念でした。 また、写真の引用も多くがwikipediaという点が、信頼性を損ねうる残念なポイントでした。

  • トリトリ

    この本は4章までありますが、高校の生物の知識がある人は3章の一部と4章のみで良いと思います。心臓をiPS細胞のみで再生することが現時点で不可能な理由など、興味深いことも多くありました。しかし、訴えかけてくるものが少し少ない分、教科書を読んでいるような感覚になりました。

  • きじとら

    iPS細胞についてきちんと知りたいと思って手に取りました。とっつきやすいし、確かにわかりやすい本なのですが、ビックリするほどではなく。なんとなく所々「初めは再生医療がメインテーマの解説書を作る用意をしていたが、iPS細胞が取り沙汰されるようになって、iPS細胞メインにシフトチェンジした」感を受けます。印象深かったのは「従来の医療は“個人に備わる再生能力に依る”ことを出発点としていたが、再生医療は個人の再生能力に依らないという点で、根本からして従来とは異なる医療である」(続きます)

  • MAYU

    基本を知りたい人にはお勧めの本です。将来的には、同性同士で子供をつくることができるとの由。そうなれば、同性愛の人には朗報でしょうし、ますます男女の意味が薄れていきますよね。僕はジェンダーやセクシュアリティが専門なので、ついそういうところに関心をもってしまいます。

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