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英語の路地裏

北村紗衣

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757440173
ISBN 10 : 4757440170
Format
Books
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

気鋭のシェイクスピア研究者がナビゲートする英語の文化。著者と散策する英語の小道、坂道、横道…“路地裏”で得た知識を活用!作問者自身が解説する、大学入試英語長文問題付き。

目次 : 散策ルート1 英語の日常表現の小道を歩く(児童文学『パディントン』に登場する「クマ視点」の英語日常表現/ 映画『クレイジー・リッチ!』で学ぶ社交英会話と、ひねった表現‘the rainbow sheep’ ほか)/ 散策ルート2 英語ジョークの隘路を切り開く(人工知能とジョークの楽しみ―会話が苦手なシェイクスピア研究者の英語コミュニケーションのための秘策/ イギリスで「面白い」として選ばれた一言ジョークは本当に笑えるのか? ほか)/ 散策ルート3 英文法の筋道を通る(「彼」でも「彼女」でもない「ノンバイナリの人」を指す単数のtheyはどう訳す?/ ドラマ『シャーロック』のセリフ‘marriage’はどんな結婚?思い込みによる翻訳の落とし穴 ほか)/ 散策ルート4 英文法の坂道を上る(学校英文法で習ったのに忘れがちなandの用法とは?ナショナル・シアター・ライブでも有名な『アマデウス』/ ‘They caught a shark,not the shark.’の意味は?映画『ジョーズ』でのaとtheの使い分け ほか)/ 散策ルート5 シェイクスピアの横道を探訪する(世界中の喜怒哀楽に浸透したシェイクスピアのセリフ/ シェイクスピア英語入門!「代名詞のthou」と「リズムの弱強五歩格」を知ろう ほか)/ PLAZA路地裏から広場へ

【著者紹介】
北村紗衣 : 武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。東京大学で学士号及び修士号を取得後、2013年にキングス・カレッジ・ロンドンにて博士課程を修了。専門はシェイクスピア、フェミニスト批評、舞台芸術史。ウィキペディアンとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サアベドラ

    英米のドラマや映画、ポピュラーソングに登場する英語表現とその文化背景について書かれたエッセイ。2023年刊。著者はシェイクスピアを専門とする英文学者・批評家。世の中では英語の実用面、特にTOEICなどの資格やビジネスでの運用がやたらと強調されているが、それらの英語ははっきり言ってつまらないし学生のモチベにもつながらないという大学教員としての著者の意見はとても共感できる。あと The Killers や Kaiser Chiefs などが取り上げられていて著者と世代や好みが近く勝手に親近感を覚えたりした。

  • kan

    勤務校図書館の新着本。路地裏とは言い得て妙で、文学作品の表現の面白味やコンテンツの背景をこまごまと覗き見できる。路地裏を知ってこそ英語という大きな街の魅力を再確認できる、と大いに納得した。加えて、英語の路地裏のディープな世界も見せてくれる好著。異文化や言葉遊びの好きな高校生をはじめ、英語を学び続け、使用するすべての人にお薦めできる。抽出話法の解説と、言い間違いによる皮肉やユーモアの演出は特に面白く勉強になった。楽しかったり心が動いたりしないと語学なんて続かない。路地裏は楽しさに深みを与えてくれる。

  • 圧倒的におもしろかったのは、著者の専門分野であるシェイクスピアについて語る「シェイクスピアの横道を探訪する」の章。自分が大学で勉強していた時はいまいち良さが分からなかったシェイクスピアだが、今はとてつもなく魅力的に感じられる。昔、先生に植えてもらったタネから芽が出てきたのだろう。実は最後まで読んだのは『マクベス』だけなので、これを機に『ロミオとジュリエット』『ハムレット』も読みたい。洋画や洋楽、英文学、YouTubeが好きな人、英語の試験問題がどのように作られるか知りたい人にもおすすめの一冊。

  • はるき

     エンタメの奥に潜む英語と世相を面白く解説。著者のややぶっきらぼうな文体が好印象です。教科書では分からないことって沢山あるよな。これも英語学習本の一種ですが😁

  • DEE

    映画やドラマ、Youtubeなどで使われている生の英語から、流行や文化、歴史などを丁寧に読み解き解説してくれる。著者も言っているように英語の学習書ではなくトリビアに近いかもしれない。自分のような英語を話せない人間にも読み物として興味を持てそうな本だった。

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