Product Details
ISBN 10 : 4569763995
Content Description
中国共産党がたどった社会主義革命への道は、目標とは全く異なる社会を出現させた点において、大悲劇であった―。本書は、清朝末期から現代に至るまでの歴史を俯瞰しつつ、中国共産党の誕生と政治権力掌握の背景、そして今日の混乱に至った真因を解き明かしたものである。日本人がいまこそ知らなければならない「中国の正体」とは。
目次 : 序章 中国という悲劇(中華人民共和国の出現=「社会主義の衣を着た封建王朝の成立」 ほか)/ 第1章 虚像の中華人民共和国(社会主義と封建主義の狭間で/ 伝統との決別をめざしていたはずの中国)/ 第2章 マルクス主義が中国に進入した理由(マルクスの予言/ ロシア型マスクす主義の出現/ 接近するソ連と中国)/ 第3章 なぜ国民党ではなく共産党だったのか(第一次国共合作の成立と崩壊/ 社会主義の道か、国家資本主義の道か/ 日中戦争と中国統一をめぐる攻防)/ 第4章 幸福になれない中国人(搾取される農民/ 知識人の受難/ 文化大革命が意味するもの)/ 終章 中国に社会主義は必要だったのか(もし国民党中国が続いていたら ほか)
【著者紹介】
北村稔 : 1948年京都府生まれ。京都大学文学部史学科卒業、同大大学院博士課程中途退学。三重大学助教授を経て、立命館大学文学部教授。2014年に退職し、立命館大学名誉教授。法学博士。専門は中国近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Mitz
読了日:2015/09/21
イケタク
読了日:2015/09/05
チョビ
読了日:2015/11/15
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