ツバメの謎 ツバメの繁殖行動は進化する!?

北村亘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416114094
ISBN 10 : 4416114095
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
北村亘 ,  
追加情報
:
143p;20

内容詳細

春になると日本に来て、軒下などに巣をつくるツバメのユニークな生態、行動の進化の謎にせまる。

【著者紹介】
北村亘 : 1979年、千葉生まれ。専門は行動生態学・保全生物学・鳥類学。国際基督教大学教養学部を卒業後、東京大学大学院農学生命科学研究科において、ツバメの行動生態学を研究し、博士(農学)を取得。一般財団法人電力中央研究所の特別契約研究員を経て、現在は東京都市大学環境学部にて講師。NPO法人リトルターン・プロジェクトの代表として絶滅危惧種コアジサシの保護活動を行い、また、Liferbird代表として鳥類研究の普及と発展を目指す活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    北村亘氏は行動生態学、鳥類学の専門家。本書は小学校高学年くらいでも読めるように易しく書かれている。しかも、観察対象は日本に住むほとんどの人にとって身近なツバメ。折しも、今年もまた春の訪れとともにツバメが飛来した。私の今年度の初観察は3月31日とちょっと遅かったが。空にツバメが飛翔しているのを見ると幸福な気分になる。本書の中心はツバメの繁殖行動。なんと約15%は婚外子らしい。オスもメスもせっせと浮気に励んでいるのだ。もちろん、そのことの遺伝学的な意味付けもちゃんとなされている。今年も半年間、ツバメと共に。

  • しずのおだまき さん

    わが家のベランダにツバメが巣をつくりました。私の部屋の窓越しから充分に観察出来るベストポジション。いい機会なので、こちらの本を読んでみました。雄は自分の遺伝子を持つ子供をなるべく沢山残したい。雌はより優れた雄との子供を残したい。つがいと言えども、浮気上等。ゴシップ記事を読むようにツバメの生態を観察しながら読んでいく。こんな楽しみ方もいいのではないでしょうか(^^)。欲を言えば、鳥の基本的な行動や、雛の水分補給、親鳥の巣についても読んでみたかったです。こういう読書も楽しいな(^^)

  • mari さん

    ツバメ本にしては詳しいけど、ラストの研究内容についての章は、えーっ!と思いました。。これ、思春期の子どもには読んで欲しくないかも、、

  • kubottar さん

    ツバメは鳥の中で一番好きだな

  • Harash さん

    ただ今我が家の軒下に営巣中。つばめの親は同じ場所に戻るが、巣立った子どもは生地には戻らない方が多いらしい。淋しいけれどあの子達とは今年限りなのか。 こんなことを研究して何になるのか、と筆者はよく問われるらしい。でも知らないことは知りたくなるよね。おもしろかった。

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