史記武帝紀(文庫判完結全7巻セット)ハルキ文庫 時代小説文庫

北方謙三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758438193
ISBN 10 : 4758438196
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
15

内容詳細

史記 武帝紀 文庫判全七巻ケース入セット

ユーザーレビュー

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 中国史もの小説といえばだいたい春秋戦国...

投稿日:2021/07/15 (木)

 中国史もの小説といえばだいたい春秋戦国・楚漢・三國志が多いけども、そこの間にある、漢の武帝時代という珍しい作品。北方文学らしく、剛毅な文体で、武帝・衛青・霍去病れも魅力的な人物に仕上がっており、読む手が止まらなかった。  個人的には、漢文の授業における蘓武とは大きく違った介錯を行って、一つのサバイバルものとしてまた新たな解釈を加えているところが一番ツボだった。

ニグンノテイオー さん | 沖縄県 | 不明

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北方文学の最高峰!感動の一大スペクタルと...

投稿日:2021/04/12 (月)

北方文学の最高峰!感動の一大スペクタルとはまさにこのことだ! 「史記」は漢の司馬遷の書いた膨大な歴史書だが、北方氏は「史記」の中でも武帝紀に特化して李陵や衛青と匈奴との攻防、「史記」の作者でもある司馬遷の生きざまを見事に歴史小説として昇華させている。 匈奴との戦闘シーンの描写も臨場感満点でハリウッド映画でも見ているような錯覚に陥る。 全7巻テンションが下がることなく緊張の連続なので飽きることなく一気に読了できるので大型連休で出かける予定がないのであればまとめて一気に読まれることをオススメします。

I.O.U さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てんてん さん

    面白かった! やはり2〜3巻の武帝壮年期が一番おもしろかったです。老年期は何もかも手に入れた武帝の孤独がかんじられました。本には参考資料として古代地図が付いていましたが、もっと詳しい地図や、当時の被服なども資料として所々に挟んであったら もっと頭の中で世界が鮮明に描けたのになぁと思う

  • kinta さん

    いや〜、北方節が最初になかなか出てこないので、「これは書きにくいのかしらん」と思ったら、あとで続々登場。流石。 途中からロビンソンクルーソー状態になって、歴史小説から冒険小説に変わったか、と思ったほど不安になったものの、歴史に戻りました。 なかなか面白い解釈ですな。 日本人心情で史記を描くとこうなるのか、と。 若干牽強付会な気分がないわけでもなかった、というか中国人はこういう風には思考の志向性はないな、と思いつつ引きずられる文体の強さ。 きっとこれ以上書き込むと堂々巡りの心の中になるのだろうなあ・・・

  • Tsuyoshi Shishikura さん

    再読了。

  • akky さん

    こういったジャンルにあまり興味のない自分でものめりこむ何かがこの本にはあった気がする

  • watershed さん

    この小説の大事なテーマの一つは「自分の死をどう受け止めるか」なので、不死を求めた武帝がどんな死に方をするのか、北方謙三の筆に期待が高まるが不安もあった。私の予想とは違う展開だったが、腹に落ちる描き方で大満足だ。

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人物・団体紹介

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北方謙三

1947年、佐賀県唐津市に生まれる。73年、中央大学法学部を卒業。81年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『武王の門』で歴史小説にも進出、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年に『

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