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チンギス紀 九 日輪 集英社文庫

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087447835
ISBN 10 : 4087447839
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

モンゴル族を統一し、さらにケレイト王国を滅ぼしたテムジンは、弟のカサル、テムゲや長男ジョチらに出動を命じ、タヤン・カンが統べるナイマン王国の大軍との戦いを進めていた。カサルの指揮で三カ月以上にわたる持久戦を展開する中、ナイマン王国軍にジャムカの気配を感じる。崩れるナイマン軍を見届けて馬首を回したテムジンだったが、その瞬間、眼前にあるはずのない旗を見る―。

【著者紹介】
北方謙三 : 1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、13年に紫綬褒章を受章。16年、第64回菊池寛賞を受賞。17年、「大水滸伝」シリーズで第6回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞。20年、旭日小綬章を受章。24年、第65回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Book Lover Mr.Garakuta

    【おきな書房】【雪崩読み】:面白かったので、精読したい。ジャムカの気配を感じつつ、版図拡大しながら夜の逢瀬にも、余念なし。

  • 播州(markU)

    クリルタイによってチンギス・カンと名乗ることになったテムジン。終生、一軍人としての意気込みでいると思えば、意外とそうではなかったようで。軍人ではあるけれども、それよりも草原の男としてのほうが実は強かったのかもしれない。拍子抜けするほどあっさりと立場に馴染んでいる。やりたいことが山ほどあるのだ。トクトアのもとにマルガーシがたどり着く。ここで彼がどのように一皮むけるのかも、また見ものだ。そしてジャムカよ、安らかに。多くは語らない。戦でお互いの言葉は語りつくしたということか。お前の旗はムカリが引き継ぐ。

  • 水面頼光

    テムジンはチンギス・ハンとなりモンゴル国を統一。そしてジャムカとの決着。どちらかと言うとジャムカの方が好きだったので、ここで退場が寂しい。第9巻、ここまでで折り返し。残りの半分でチンギスは何処まで行くのか。

  • フク

    #読了 テムジンとの旅も気付けば二桁巻に。 ジャムカがトリックスターの面目躍如たる大活躍を見せる。 「長かったな、テムジン」

  • イコ

    盟友かつ宿敵のジャムカとの決着、そしてとうとうチンギス・カンになったテムジンは歴史の勝者となりつつある。

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