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チンギス紀 七 虎落 集英社文庫

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087447590
ISBN 10 : 4087447596
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

心にしみこんだ敵は、心から消さねばならない。
草原が二大勢力に分かれるとき、かつての盟友は最大の敵となるのか?

ジャムカはテムジンの部将を討ちとった際に深傷を負ったが、それも癒えつつあった。テムジンはケレイト王国のトオリル・カンと結んでおり、ジャムカ、タルグダイ、アインガは、それぞれ単独では対抗できない。タルグダイの妻ラシャーンはタルグダイの意向をふまえ、ジャムカと二人きりで密かに話す機会を得る。タルグダイはすでにアインガとは会っていた。
あとは、ジャムカ、タルグダイ、アインガの三者が出会い、共通の敵について語ることができるかにかかっていた――。
モンゴル族の各氏族、メルキト族、ケレイト王国が二つに割れ、草原の覇者をめぐる一大決戦の幕が開ける、好評第七巻。

【著者略歴】
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を、17 年同作で第 6 回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞。20 年に旭日小綬章を受章。24 年『チンギス紀』(全 17 巻)で第 65回毎日芸術賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。


【著者紹介】
北方謙三 : 1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Book Lover Mr.Garakuta

    【おきな書房】【速読】:『ウワベだけで読むな。』と聞こえていた。争いに次ぐ争いで、漸くモンゴル族統一、読んでいて、一寸疲れたけど。既にテムジンは草原の外に思いを馳せているのだろうと思った。

  • 播州(markU)

    ジャムカ、タルグダイ、アインガの連合対テムジン、トオリル・カン連合。なんなのだこれは。巻の半分が戦だ。闘争だ。そして我慢の勝負であった。砂漠の遭遇戦、アインガとアルワン・ネクの押し合い。じりじりとしかし確実に煮詰まっていく。この巻のハイライトはやはりベルグティ。病をおして守り切り燃え尽きる。漢の中の漢であった。

  • フク

    #読了 草原を二分する戦が始まる。同じ呼吸で生きてきた2人が、同じ呼吸で戦う。

  • kiiseegen

    表題、虎落(もがり)の意味が解る。長い決戦の描写には読み手さえも疲れさす力を感じた。今後の展開を楽しみにと思っていた矢先、解説のネタバレに閉口する。

  • 水面頼光

    テムジンvsジャムカ。後半はほぼ両者の戦闘シーンが延々と書かれる。戦闘はテムジン側の勝利も双方の主要なメンバーは健在し以後へと続く。唯一ベルグティの壮絶な最後が哀しい。

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