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江藤春代の編物普及活動 -日本の編み物の変遷-

北川ケイ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866414058
ISBN 10 : 4866414057
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan

Content Description

江藤春代は、現在の編物記号の元となる「合理的符合」を1924(大正13)年に考案した編物講師である。編物普及に尽くした江藤春代という人物に注目した編物史。

目次 : 第1章 福岡での編物研究(江藤春代と裁縫/ 江藤春代と編物活動の基盤/ 教養としての編物/ 宣教師による手芸学校/ 結婚と編物研究会/ 夫の死とレース編研究)/ 第2章 関東大震災と神戸発信の編物普及(編物講師として独立/ ニット男子について/ 安価な国産毛糸/ 人気の編物講習会/ 関東大震災後の編物/ 教本『あみ物の研究』の出版/ 「緒論」/ 登喜和会創設)/ 第3章 第二次世界大戦と江藤の編物教育(母校での編物教育と合理的符号の再発表/ 日中戦争後の編物対策/ 第二次世界大戦中の江藤の編物指導/ 戦後のレース編みと手編みへのこだわり)

【著者紹介】
北川ケイ : 青山学院大学文学部フランス文学科卒業。放送大学大学院修士課程文化科学研究科修了。(一社)彩レース資料室代表:神奈川県湯河原町土肥1‐9‐7にてレースと編物と手芸歴史の情報室を開館。(公財)日本手芸普及協会・レース編師範:ユザワヤ芸術学院・蒲田校浦和校にて「北川ケイのレース編」「美術九重編造花」開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bunca

    編み物の編み図記号を考案した編み物講師の軌跡、日本の編み物史の本。 基本、明治期以降の女子の自立のための技術取得というところが主題。 幕末期の士族のお嬢さんというあたりをもう少し掘り下げたら、背景がよりくっきりしたのではないかと思う。

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