自由主義の政治家と政治思想 歴史のなかの日本政治 1

北岡伸一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120045714
ISBN 10 : 4120045714
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
374p;20

内容詳細

明治から昭和初期の政治家、思想家の主張や行動に見出すことのできる「自由主義」の要素を検討し、近代日本が直面してきた課題を浮き彫りにする。

目次 : 第1章 「天賦の通義」?―明治初期「自由」論争/ 第2章 マジックワードとしての「立憲主義」―脱魔術化と再生の試み/ 第3章 草創期の早稲田政治学/ 第4章 「自治」と「いやさか」―後藤新平と少年団をめぐって/ 第5章 大震災下の自警団をめぐる議論のねじれ―警察と「社会の発見」派知識人/ 第6章 進歩政党統治の焦点―犬養毅と安達謙蔵/ 第7章 二つの世紀末における「開国」と「国づくり」―明治の「内地雑居」と平成の「労働開国」/ 第8章 小会派政治家の選挙・政党観―花井卓蔵と田川大吉郎/ 第9章 普選と未完の政治改革―選挙制度改革という隘路

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    近代日本政治史と政治思想の専門家による論文集で、6分冊の中の第1集で、自由主義の政治家と政治思想という分野での展開です。明治初期から平成までの時代をそれぞれのポイントに絞って9人の学者が論じています。かなり専門的な内容で、今後政治学の分野で研究しようという人にはいいかもしれません。

  • 歴史好き さん

    政治史・政治思想史の架橋による自由主義探究の論文集。個人的には菅原光先生ご執筆の第2章が興味深かった。同章は、なんとなく知ったような気でいる「立憲主義」や「三権分立」について、読者に再考を迫る内容となっている。

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