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北海道大学もうひとつのキャンパスマップ 隠された風景を見る、消された声を聞く

北大acmプロジェクト

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909281159
ISBN 10 : 4909281150
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 かつての風景を想像してみる(あるアイヌ遺骨のふるさと/ コトニ・コタンと琴似又市氏 ほか)/ 2 北大の植民地主義を考える(一〇一五人が眠るアイヌ納骨堂/ 佐藤昌介の植民学講座 ほか)/ 3 北大と戦争の関わりを知る(大本営門標と行在所門標/ スパイに仕立て上げられた北大生と英語教師 ほか)/ 4 大学と学問のあり方を問う(森林科初代教授・新島善直の足跡/ 学生の権利を問う演研青テント撤去事件 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あーびん

    観光向けではないディープな北海道大学を知る一冊。アイヌ納骨堂の存在は知っていたが、公表されていない為どこだろうと思っていたら何度も傍を通ったことのあるあの建物だった... また、1936年に天皇が大日本帝国陸軍の演習の為にご来道された際の大本営は北大農学部だったとか。北大初の女子トイレの設置を求める女子学生の交渉など、歴史とともに変化してきた北大のあり方が伺える。

  • 湖都

    北大や他大学の教職員ら専門家が綴る、裏側の北大史。アイヌ民族に対する問題、帝国主義や植民地主義との関わり等、比較的重いテーマが取り上げられている。私は卒業生でもあり、本書の序文を書いている小田先生の授業や関連授業もとっていたので、おぼろげに知っていることも多かった。でも女性用トイレ問題は色々衝撃だった。女性用トイレのある時代に通えて良かった!てか、いまだに女性比率30%だったんだ…。あと、懐かしい風景写真が沢山掲載されているのも嬉しい。毎日見てた木を植えたのが新渡戸稲造の奥さんだったなんて知らなかったよ。

  • おかめっち

    北大の埋もれた歴史達。 アイヌの集落。植民地主義。戦争の関わり。学問のあり方。 ふむふむ。

  • SK

    40*北大キャンパス内に、アイヌコタンがあったんだな…。開拓の美名のもと、先住民は抑圧された。新渡戸稲造も、植民地主義からは自由になれなかった。清華亭で、強制移住させられていた樺太アイヌが踊りを披露させられるという事件もあったのだな。

  • 澄川石狩掾

    「フロンティア精神」などと言っている北海道大学が(余り)公にしてこなかった事実が沢山記されている。特に、桃井希生「学生の権利を問う演研青テント撤去事件」ではかつての北大演劇研究会の青テントについて述べており、非常に勉強になった。

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