北原糸子

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地震の社会史 安政大地震と民衆 読みなおす日本史

北原糸子

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Product Details

Genre
：
Philosophy,History &Religions
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784642063920
ISBN 10 : 4642063927
Format
：
Books
Publisher
：
吉川弘文館
Release Date
：
March/2013
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
北原糸子 ,  

Content Description

１８５５年、１００万都市江戸を襲った安政大地震。甚大な被害状況に人々はどう対応したか。幕府の御救いや民間救済事業の実態、かわら版や鯰絵から復興を願う被災者の心性を探る。災害社会史の名著に、最新の研究成果を増補。

目次 : 第１部　災害と情報（災害の社会性―被害の軽重/ 情報における事実と真実/ さまざまな地震誌/ 地震鯰絵と民衆）/ 第２部　災害と救済（災害と救済/ 施行論―抑圧と解放と）

【著者紹介】
北原糸子 : １９３９年生まれ。津田塾大学学芸学部英文科卒業、東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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  • 1.3manen

    読了日：2013/08/02

    新刊棚より。「施行」とは現代の義援金に相当するようだ（３４頁）。被害データ盛りだくさん。ナマズもみられる。河鍋暁斎、落合芳幾、等の絵画も興味深い。打ち出の小づちで銭をめぐんでいるような絵がある（「市中宝之山」２１１頁）。施しを受ける者は屈辱を強いられる（２８３頁）。

  • taka

    ずいぶん前ですが、卒業論文の際にお世話になった本。 鯰絵というある種滑稽さを感じさせられるものがどうして出現したか、災害ユートピアという視点を持ち出して書いていたのが印象に残っています。

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