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シャーロック・ホームズの建築

北原尚彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784767829777
ISBN 10 : 4767829771
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ホームズとワトスンが暮らした「ベイカー街221B」、不気味な魔犬の呪いが続く「バスカヴィル館」、社交嫌いの人間が集う「ディオゲネス・クラブ」。それらは一体どんな建築だったのだろう?シャーロック・ホームズが解決した事件現場の建物と間取り、17件をコナン・ドイルが書いた正典から徹底考察。ホームズの生きたヴィクトリア朝の英国建築が分かる。

目次 : ホームズ&ワトスンの住む「ベイカー街221B」/ ブライオニー・ロッジ(「ボヘミアの醜聞」より)/ ストーク・モーラン屋敷(「まだらの紐」より)/ ポンディシェリ荘(『四つの署名』より)/ ぶな屋敷(「ぶな屋敷」より)/ トレヴェリアン医院(「入院患者」より)/ アビィ屋敷(「アビィ屋敷」より)/ ライサンダー・スターク大佐邸(「技師の親指」より)/ ディオゲネス・クラブ&マートルズ荘(「ギリシャ語通訳」より)/ ウィステリア荘(「ウィステリア荘」より)/ パスカヴィル館(『パスカヴィル家の犬』より)/ ヨックスリー・オールド・プレイス(「金縁の鼻眼鏡」より)/ バールストン館(『恐怖の谷』より)/ ハールストン屋敷(「マスグレイヴ家の儀式書」より)/ ディープ・ディーン・ハウス(「ノーウッドの建築業者」より)/ 三破風館(「三破風館」より)/ ローリストン・ガーデンズ三番地(『緋色の研究』より)/ スコットランドヤード/ セント・バーソロミュー病院

【著者紹介】
北原尚彦 : 1962年生まれ。青山学院大学理工学部物理学科卒。作家、翻訳家、ホームズ研究家。日本推理作家協会会員。日本古典SF研究会会長。『シャーロック・ホームズの蒐集』で日本推理作家協会賞候補。編書『シャーロック・ホームズの古典事件帖』で日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞。『シャーロック・ホームズ語辞典』で日本推理作家協会賞および本格ミステリ大賞候補となり、再び日本シャーロック・ホームズ賞を受賞

村山隆司 : 1952年京都府生まれ。1982年工学院大学大学院建築学科修士課程修了。1996年に村山隆司アトリエを設立。日本建築家協会会員登録建築家、日本建築学会会員、東京建築士会会員ヘリテージマネージャー、伝統木構造の会会員理事、建築家住宅の会会員。文化学院、東京YMCAデザイン研究所、工学院大学にて教職を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    テレビドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』は19世紀英国の建築様式を忠実に再現したというが、似たような部屋を走り回っている印象だった。ベイカー街のホームズ博物館も内部の部屋はともかく、外側は雑居ビルの外壁を改装しただけで雰囲気に欠ける。それだけに原典に登場する建物を、可能な限り記述に従って絵にしてみる本書の試みは興味深く読んだ。あの事件はこんな場所でどう起こったのかと考えるのは、ホームズを読む新たな視点を提供してくれる。収載のイラストや間取り図を掲載した作品集が出たら、より物語が面白く理解できるだろう。

  • けんとまん1007

    ジェレミー・ブレッド演じるホームズが脳裏に浮かぶ。こういうの、好きだなあ。そこに住む人の息遣いが聴こえてきそうだ。

  • 榊原 香織

    外観イラストと見取り図。 ふむふむ、ミルク皿はここに置いてあったのか(まだらの紐) The Abbey Grangeの訳がアベ農園はあんまりだな、とかいろいろ。 2022年2月21日発行というのもファンならうれし(ベーカー街221B)

  • Die-Go

    図書館本。「シャーロック・ホームズ」シリーズに出てくる建築物を、具体的に間取り図まで作って読みといたもの。よりホームズの世界に浸れる。この本と『ホームズ聖地巡礼の旅』を持っていれば、イギリス旅がより楽しくなるだろう。★★★★☆

  • レモン

    読友さんにご紹介いただいた本。想像していたものとまったく違っていた建物も多く、楽しく読めた。〜様式などと書かれていても、なかなか立ち止まって検索するまでに至らず、また検索してもうまくイメージできないので大変参考になる。未読作も多いので、これから読む際にすんなりイメージできそう。やはり小説を読んでいる方がより楽しめると思うが、間取り好きの人も楽しめるだろうか。

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