冒険小説論 近代ヒーロー像一〇〇年の変遷 創元推理文庫

北上次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488488116
ISBN 10 : 4488488110
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
追加情報
:
640p;15

内容詳細

スティーヴンスン『宝島』から始まり『水滸伝』を経由して滝沢馬琴『南総里見八犬伝』、そして戦後――英雄なき時代に繚乱する冒険小説のオデッセイアへ。洋の東西さえ越えて、著者は膨大な資料と文献を文字通り縦横無尽に渉猟する。ただ一心に、面白い小説を追い求めて。百年の文学史のなかで切り開かれた豊饒なる小説世界、その山嶺を闊達な筆致で踏破する一大評論。大衆文学研究に確かな里程標を刻み、第七十七回日本推理作家協会賞を受賞した名著。

【著者紹介】
北上次郎 : 1946年東京都生まれ。明治大学卒。84年『冒険小説の時代』が第2回日本冒険小説協会大賞最優秀評論大賞を、94年『冒険小説論 近代ヒーロー像一〇〇年の変遷』が第47回日本推理作家協会賞を受賞。2023年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 緋莢 さん

    図書館本。単行本は1993年に早川書房刊行。2008年に双葉文庫から、日本推理作家協会賞受賞作全集の1冊として刊行。2024年2月に再刊行されたこの本は、双葉文庫では省略されてしまった人名索引と書名索引が入っています。<冒険小説はイギリスが本場である、とよく言われる。>という書き出しで、ロバート・ルイス・スティーヴンソン『宝島』から始まります。アレクサンドル・デュマ『ダルタニヤン物語』、ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』など(続く

  • pulp さん

    『冒険小説の時代』の復刊だと完全に勘違いしていました。これは初読。海外は『宝島』からディック・フランシス、国内は『南総里見八犬伝』から船戸与一、夢枕獏。和洋とも80年代初期あたりまでの作品の論評。これが冒険小説なの?と思うような作品も多い。ところで、私は冒険小説の最高傑作はバグリィの『高い砦』だと思っているヒトなんだが、北上さん、『冒険小説の時代』では「反共色が強くてダメだった」と書いてあったと記憶しているぞ(チッ、これだからゼンキョウトウ世代は、と思った)。ここでは、しれっと傑作と書いてる……。

  • まっつー(たまさか) さん

    私が言うまでもなく名著。素晴らしい。

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北上次郎

1946年東京都生まれ。明治大学卒。84年『冒険小説の時代』が第2回日本冒険小説協会大賞最優秀評論大賞を、94年『冒険小説論 近代ヒーロー像一〇〇年の変遷』が第47回日本推理作家協会賞を受賞。2023年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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