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海舟語録

勝海舟

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061596771
ISBN 10 : 4061596772
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
江藤淳 ,  

Content Description

官を辞してなお、陰に陽に政治に関わった勝海舟。彼は晩年、ジャーナリスト巌本善治を相手に、幕末明治の政情や人物等について奔放に語った。本書では、『海舟余波』『海舟座談』等として知られるそれらの談話を詳細に検討、日付順に再構成し、海舟の人柄や、その炯眼、叡智を偲ばせる肉声の復元を試みた。『氷川清話』の姉妹編をなす貴重な歴史的証言集。

目次 : 明治二十八年七月/ 明治二十九年九月十七日/ 明治二十九年十月十七日/ 明治二十九年十月二十一日/ 明治二十九年十一月三日/ 明治二十九年十二月七日/ 明治三十年三月十日/ 明治三十年三月十六日/ 明治三十年三月二十七日/ 明治三十年四月二十二日〔ほか〕

【著者紹介】
勝海舟 : 1823〜99。幕末・明治期の政治家。海舟は号。日本の近代海軍の創設者。1860年、咸臨丸艦長として太平洋を横断。戊辰戦争の時は旧幕府側を代表して新政府軍の西郷隆盛と交渉し、江戸を無血開城に導いた。維新後は参議兼海軍卿、完全在野の時期を経て、1887年伯爵、翌年枢密顧問官。明治政府の監視役だった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かわうそ

    「若い時は、本が嫌ひで、手紙でも書きはしなかった。元、剣術遣ひの方だからネ。四年ほど押込められてる時に、ひまで仕様が無いから、読み出したのサ。朝は西洋サ。昼は漢書、夜は日本の雑書で、大抵読んだよ。漢文は今でも読めないよ。西洋学者だから、字引で読むのサ。四年やつた時に、さう思ったよ。もう四年もやれば、余程の学者になる。本読みになるのは、楽なものだとりさう思つたよ。」P197.P198 4年間というのはいつのことだろうか???しかし、勝海舟は抜群にオランダ語ができたので西洋書物は相当読み込んでいたでしょう。

  • たまきら

    墨田もんですから、勝海舟は幕末で一番好きな著名人です。けれどこの語録は初読み!いやあ、面白~い!何が面白いって、海舟のことばを記録している著者が巧い!語り口が江戸もんで、自由で、視野が広くて、かなりなタヌキで…。自分は外交や中国・ロシアについての語り、天璋院ら女性の扱われ方についての語りが特に面白いと感じました。読み終わって、「同志はいない」「忠義の士が国を潰す」なこの男がさらに好きになりました。秀逸。

  • tokko

    歴史が大好きな人にはたまらんのでしょうが、勝さんの話を読むにはいろいろな知識を持っていた方が良いですね。知らないことが多すぎてスムーズに読めませんでした。

  • 世話役

    いいねぇ。

  • 巌本善治氏がまとめた海舟先生の談話がさらに編集・再構成されたもの。最晩年、亡くなる前3年分。なんとなく好き、と思っていたのだけど、読んだら改めて惚れ直した。

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