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諜・無法地帯 暗躍するスパイたち

勝丸円覚

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408650623
ISBN 10 : 4408650625
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

スパイはあなたの身近にいる!?テーマパーク・ショッピングモール・町中華。元公安警察官が明かすスパイ天国・日本。

目次 : 1章 実録!私の外事警察物語/ 2章 世界から遅れている日本の情報機関/ 3章 日本を食い荒らすスパイたち/ 4章 CIA・MI6の日本活動/ 5章 日本にとって最大の脅威国家―中国・ロシア・北朝鮮/ 6章 舞台裏に潜む情報機関/ 7章 日本、スパイ天国からの脱却

【著者紹介】
勝丸円覚 : 1990年代半ばに警視庁に入庁し、2000年代はじめから公安・外事分野での経験を積んだ。数年前に退職し、現在は国内外でセキュラティコンサルタントとして活動している。TBS系日曜劇場『VIVANT』では公安監修を務めている

山田敏弘 : 国際ジャーナリスト。ロイター通信社、ニューズウィーク誌、MIT(米マサチューセッツ工科大学)フルブライト・フェローを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すしな

    087-25.日本人の性善説的な気質が、スパイの標的となってしまう現実に強い危機感を覚えました。相手を疑わず、善意から接してしまうことで情報を渡さざるを得ない状況に追い込まれる流れはとても辛かったです。また、日本にはスパイ防止法がなく、現行犯逮捕が原則という中で、捜査当局が個人の努力に頼らざるを得ない現状にも驚かされました。さらに、中国は弱みを握って脅迫するのに対し、ロシアは相手の心を掴んで情報を引き出すという手口の違いも印象的でした。いずれにしても法律の整備が重要な局面であることを感じました。

  • 緋莢

    図書館本。<本書では、外事警察としてスパイと対峙してきた経験と、外国大使館とのつながりのなかで触れてきたスパイの実態をもとに、私が見てきた日本で活動するスパイの姿を浮き彫りにする。>(はじめにより)米大手倉庫型店の郊外店舗等は、スパイが協力者と密会する穴場で、ある日、公安部がスパイを尾行していたものの会員証を持っていなかったため、店舗内に入れなかったなんていうのが出てきて、思わず笑ってしまいました(笑いごとじゃないんだろうけど)(続く

  • XX

    カバーは007風だが実際のスパイは地味で目立たない。対外情報機関もスパイ防止法もない日本はスパイ天国で、中国は飴と鞭を駆使して在日中国人や留学生をスパイ活動に関わらせ、ロシア人は科学技術展示場で情報を流出させる日本の技術者に目をつけ、日韓W杯でイスラム過激派がテロを起こそうとしていたことをドイツの諜報部は日本に教えてくれなかった(別ルートで判明して阻止できたらしい)。日本もちゃんと法整備しないと機微な技術がどんどん流出してしまうし、相互主義の情報をながしてもらえない。

  • 倉屋敷??

    この情報社会において日本は対外情報機関もなければスパイ防止法もない。 スパイ防止法がないので国内はまさに無法地帯だ。逮捕するにはそれこそほぼ現行犯という難しさ。なので決定的証拠がなければやりたい放題。 そして驚いたのが元外事警察である著者は赴任先で個人的に諜報活動をしているということ。こんな個人任せでやっている状況なのがビックリです。

  • Marcel Proust

    前作「警視庁公安部外事課」に続き著者の本を読む。前作では公安警察の活動内容は表層的にしか触れていなかったが、今作では少し踏み込んだ記述が見られ、ロシア・中国・北朝鮮といった国のスパイの手口を詳細に解説するなど見所が多い。ロシアのスパイと関係を持てば、後に戻れない関係となり情報を徹底的に吸い上げられ、中国の産業スパイにリクールトされる際の対象者に対する脅迫を含んだ勧誘方法など、見所は多い。スパイ防止法なき「スパイ天国」の日本において、この本は竹内明の「秘匿捜査」と共に表に出ない諜報機関のリアルを描いている。

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