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書物学 第13巻 学問の家の書物と伝授

勉誠編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585207139
ISBN 10 : 4585207139
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan

Content Description

目次 : 特集 学問の家の書物と伝授―清原家の営為を探る(清原家の学問体系と蔵書(佐藤道生)/ 「御成敗式目」と清原家(山田尚子))/ 小特集 江戸初期の学問と出版(高野版への眼差し―伝領・書き入れ・古活字版(海野圭介)/ 近世初期の禅籍を散策する(ディディエ・ダヴァン))/ 本を楽しむ(地図を読む―ヨーロッパの世界地図、中世からルネサンスにかけて(ナタリア・ペトロフスカイヤ)/ 思想との交信―漱石文学のありか(下)(野網摩利子))/ 連載 書物学こと始め(書物の声を聞く書誌学入門(第十三回)/ 西洋古書の遠近法(Vol.5)/ 江戸時代の古文書の読み方(第十三回)/ 英国愛書家の系譜(11)/ 書籍文化史料片々(其之十三))

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mk

    『御成敗式目』研究の権威として知られる清原宣賢の訓注をはじめとして、清原家の膨大な蔵書典籍と訓読講義の痕跡を文庫外に流出した所蔵資料から関連づけた2論考が特集の核。その他高野版や禅籍の出版など、書誌学の深奥へ分け入る楽しみ(と恐怖)を教えてくれる珠玉の論考ぞろいで、たいへん為になる読書体験ができた。今後、書誌学や国語学その他の隣接領域で清家文庫の復元的研究が進んでいけば、いずれは禁裏・公家文庫研究すらはるかに凌ぐ知的ネットワークになると思われる。文献史学の研究視点も大きく変貌するはず。

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