Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 瑪瑙（サードニックス)

  読了日：2022/05/02

  狼・狐・龍蛇・狸・鳥達・馬・憑きもの・猫・人魚の各部屋をめぐるようになっている霊能動物館。各部屋ではその生き物たちと人間との関わりやどうして崇められるようになったかなど知る事が出来るが、全てを知る事は出来ない。研究はまだまだこれからも続くのだろう。

• ちょろこ

  読了日：2014/12/20

  神社仏閣…添えものとして片づけられてしまいそうな動物たちに焦点をあてた、一冊。伝説、実体験、考察を交えて語られ、しばし不思議な世界に浸れた。「憑きものの部屋」には一番興奮。日本全国こんなにも憑きものがいるとは…！自分のところはオサキか…！身近な動物たちの雑学も増えたし…今後神社仏閣を訪れる際には添えもの扱いされがちな子たちにもそっと目を向けてみよう。

• たまご

  読了日：2015/02/07

  民俗学と霊力をもつとされる動物との関連を探るようなお話でした．物語性はあまりなくて，文献が紹介されています．これを膨らませていつの日か物語を作成されるのでしょうか．　読んでいて，宗像教授を思い出しました．特に白鳥．狸も製鉄と関連しそうなんですね，へー…．　被差別と憑き物の関係も，あるのですね…．　昔のことにとらわれるのはおかしいけど，昔のことを知ったうえで判断したいものだなーと思いました．　

• ぽろん

  読了日：2016/08/13

  なんと、なんとここでも三峯神社の記述が多くのページを割かれて描いてあった。最近読んだ萩原さんの小説でも神気溢れる神社として登場している。私、三峯神社から呼ばれているの？嬉しい様な怖いような。行ってみたい様な行きたくない様な。今も大きな存在感を持つ霊能動物達ですが、大切に可愛いがっていれば、怖れる事はないんですよね。加門さん。

• ネムコ

  読了日：2016/08/31

  いつものエッセイのように加門さん自身の不思議なお話ではなく、古の書物や他の研究者の本、神社やお寺の関係者からの聞き取りと学術的アプローチで綴られたパートが多く、新しい発見も腑に落ちる結論もなかったので、なかなか入り込めなかった。ただ「屋上」からの景色はよかった。加門さんの妖しへの愛が書かせた本。

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