マドレーヌとフィナンシェの実験室 配合、材料の検証と48のアレンジレシピ

加藤里名

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416522202
ISBN 10 : 4416522207
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
追加情報
:
160p;25

内容詳細

フランスの焼き菓子の定番として多くのお菓子愛好家に愛されてきたマドレーヌとフィナンシェ。初心者でも作れる簡単なお菓子ですが、素材や作り方で味や食感が大きく変わります。そこで焼き菓子の基礎とも言えるマドレーヌとフィナンシェで、配合や素材、作り方でどのように食感や風味、焼き上がりが変化するのかを検証します。またどちらも応用が効く焼き菓子。ここでは48種のバリエーションを紹介します。

目次 : 1 マドレーヌの実験室(マドレーヌの由来/ 基本のマドレーヌ/ 失敗しない生地の作り方を検証/ マドレーヌのアレンジレシピ)/ 2 フィナンシェの実験室(フィナンシェの由来/ 基本のフィナンシェ/ 失敗しない生地の作り方を検証/ フィナンシェのアレンジレシピ)

【著者紹介】
加藤里名 : 菓子研究家。大学卒業後、会社員として働きながら「イル・ブルー・シュル・ラ・セーヌ」でフランス菓子を学び、退職後に渡仏。パリの「ル・コルドン・ブルー」の菓子上級コースを修め、その後は人気パティスリー「ローラン・デュシェーヌ」にスタージュとして勤務。帰国後の2015年より東京・神楽坂にて「洋菓子教室Sucreries」を主宰。伝統的なフランス菓子のみならず、最新のトレンドを踏まえた洋菓子を、焼き菓子の販売や書籍、雑誌などで広く発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 練りようかん さん

    失敗の検証のため正面・背面・断面の写真が載っていて、まず成功例の美しさにうっとり。佇まい、しっとりふっくらの想像が羽ばたき、魅了された。グルテンが形成されると固くなるなど基本的な注意点に加え、クランブルを作る工程が意外に興味深く、コメントのわかりやすさに心が温かくなった。トッピングはセンスの極み、素敵菓子に囲まれたら溶けちゃうだろうな。面白いのはフィナンシェの由来。お仕事もうひと頑張りのための夜おめざに思えた。材料替えでは白あんフレーバーと、ミントアプリコットのティグレが食べてみたいと思った。楽しかった!

  • yurie_o さん

    何度も作ってきたマドレーヌやフィナンシェ。この本を読んだら、もう一度ちゃんと作ってみたくなった。材料や工程を少しずつ変えて実験し、焼き上がりの違いを丁寧に検証する、その情熱に引き込まれる。寝かせ時間だけでも、マドレーヌは3時間がベスト、フィナンシェは寝かせない方がいいなど、目からウロコの連続。読み物としても面白く、実験記録を読むような知的な楽しさもある。紅茶の葉など定番のほか、焼きいもや白あん、柿など意外な素材を使った48のアレンジレシピも掲載。知っていたつもりのお菓子が、少し違って見えてくる。

  • 多岐 さん

    圧巻、すごい。型に塗るバターや粉の量、混ぜ方、生地の寝かせる時間、粉の違いなど事細かに比較してあって、160ページまるまるマドレーヌとフィナンシェ。両方ともの比較ページがあるのが凄すぎる。アレンジレシピも豊富。卵白を使い余った卵黄のレシピまで載っており、至れり尽くせり。

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人物・団体紹介

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加藤里名

菓子研究家。大学卒業後、会社員として働きながら「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の菓子教室でフランス菓子を学び、退職後に渡仏。パリのLE CORDON BLEUの菓子上級コースを修め、その後は人気パティスリー、LAURENT DUCH^ENEにて修業。帰国後の2015年より東京・神楽坂にて「洋菓子

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