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にっぽんのかわいいタイル 昭和レトロモザイクタイル篇

加藤郁美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336060129
ISBN 10 : 4336060126
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

おばあちゃんの家、銭湯、映画館、角の煙草屋…昭和を彩ったなつかしいタイルの8割が、なんと4キロ四方の小さな町、岐阜県多治見市笠原町で作られていました。色とりどりのタイルを生み出した笠原町と、いまも笠原タイルを貼った建物がのこる全国の街町を訪ねます。

目次 : 1 昭和レトロタイル・コレクション―多治見市モザイクタイルミュージアム所蔵品にみる昭和30年代モザイクタイルのデザイン(丸タイル/ 七宝・矢形 ほか)/ 2 山内逸三という青年がいた―23歳で美濃焼モザイクタイルを創製した若者(京都・国立陶磁器試験所/ モダニズムの建築家、藤井厚二教授との出会い ほか)/ 3 タイルの町、笠原町の人びと―町全体がひとつの工場(山又鉱山土とり場/ 製陶所の煙突風景 ほか)/ 4 モザイクタイルの旅―昭和をのこすタイルな街町(仁王美容院(名古屋市)/ どんぐりタイル(富士吉田市) ほか)

【著者紹介】
加藤郁美 : 北海道生まれ。作品社で『ヘンリー・ダーガー非現実の王国で』など編集ののち独立、月兎社主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • jam

    色とりどりの可愛らしさが郷愁を誘う装丁で思わず手にとった。昭和日本の銭湯から家庭の水廻りまで、暮らしの彩りを席巻した「モザイクタイル」。その定義から歴史、逸話や作品紹介まで網羅しまとめあげた1冊である。生産の8割が、わずか4キロ四方の岐阜県多治見市笠原町で作られ、1人の青年、山内逸三により世界に広まったことなど、驚きをもって読んだ。モザイクタイルで創造された用の美は、方寸から広がる宇宙を愛でる和の心に適ったものだったろう。幼い頃、銭湯の壁に描かれた雄大な富士をモザイクタイルの海から見上げたことが懐かしい。

  • コットン

    いそとまさんのおすすめ本。いろんな綺麗、かわいい、小さい、変わった形、彩色された、アートなタイルの数々を堪能。チューブラインニングタイル(凹面に細かく手彩色していくタイル)が凄い!そして著者の丁寧で愛情ある文章も楽しめる…と思ったら『切手帳とピンセット』の著者でもあることを知り納得。

  • あじ

    ありふれたかわいい本ではありません。日本を代表するタイルの製造元と作品を紹介する導入部分に始まり、モザイクタイルの一人者である山内逸三の功績を語りつつ、現存するタイル建築を著者が探し出したかなり本気な内容です。タイルが水回りや玄関を飾った昭和の日常風景。日本がこの分野で世界に誇る技術を誇り、貿易摩擦を引き起こす程に輸出していたとは夢にも思いませんでした。取材中の著者がスペイン特注のタイルだと言われていた某建築のモザイクタイルを、逸三さんの手によるものだと突き止めた功績に拍手をおくりたい。オールカラーです。

  • 雪紫

    「それは無名の、大量生産の、エフェメラルな美です(名まえの無い美より)。」前半のタイル紹介、チョコみたいでどれも美味しそう・・・からの、様々な古き良き建物を彩るタイルの後半からの説明交じりの紹介。大半が銭湯の建物と一緒に写ってるのも相まって何処か郷愁が呼び起こされる。今、どれだけ写真でない現物が残っているのか。岩の湯、ロビン理容館、平間温泉、鯉池温泉が好み。

  • あたびー

    江戸東京たてもの園でタイルの展示と言うので、ワーイ大好き!と入ってみたら歴史ある豪華タイルで私の見たいのとは全然違った。私の見たいのはこれ!これ!これだったのです!多治見の郊外笠原町で美濃焼タイルを創製した山内逸三氏(超イケメン😍)の功績を辿り、昭和の建築に安価でモダンな装飾を可能にしたタイルの存在を紹介している本です。これからは訪れる先々で鵜の目鷹の目でタイルを探して歩こう。笠原町のモザイク浪漫館にも行ってみたい。タイルのかわいいデザインは型染めにも転用出来そうです。

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