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格差病社会 日本人の心理構造

Taizo Kato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479640349
ISBN 10 : 4479640347
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2006
Japan

Content Description

日本を蝕む神経症的格差。「勝ち負け格差論」では、根本は何も見えてこない。政治的繁栄の陰で、心理的に何が起きていたのか…。本書は、心理的衰退が進んでいる今にメスを入れる、心理学者の見た日本政治経済論。

【著者紹介】
加藤諦三 : 1938年、東京都に生まれる。東京大学教養学部教養学科を卒業、同大学院社会学研究科修士課程を修了。早稲田大学教授。ハーバード大学ライシャワー研究所準研究員。ラジオ(ニッポン放送系列)のテレフォン人生相談のパーソナリティーを長年つとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • TakaUP48

    「心を軽んじる国は、一時は栄えてもいつかは必ず滅びる」。日本を、そんな国にしたくないと筆者は怒りに震え筆を!「勝ち組・負け組」という日本の競争主義は、神経症的競争*。人々は格差社会で勝ち組になろうと、無理をして心理的に病んでいく「格差病社会」。過剰な競争意識の裏で自己蔑視と抑うつ状態にある。今や日本の危機は、災害や金融危機ではなく心の問題が真の危機。今の教育は、生きる基礎を教えていない。成果主義的教育は、お金では買えない人間関係を教えない。小学校の英語は正気の沙汰ではない。拝金主義を憂い心ある国を求める。

  • sin-ryu

    競争と競争意識の違い

  • gorobee

    現実の競争はアメリカのほうがすさまじいが、競争意識は日本のほうがすさまじく、年功序列や終身雇用のしくみも日本人の強烈な競争意識がつくりあげたしくみ。すなわち同調性であり、かつては、こうした観念のもとで、総中流の暮らしを手に入れていた。 しかし成果主義の浸透により、勝ち組になろうと無理をしたり、負け組になることを恐れて無理をする。そして心を病んでしまう・・・

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