幕末維新の師弟学 出会いが生んだ近代日本

加藤耕三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473044266
ISBN 10 : 4473044262
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
244p;19

内容詳細

幕末維新、それは「邂逅」の時代。“非常の時”の出現する“非常の才”の持ち主が日本を変える。象山も松陰も龍馬もナポレオンに憧れ、西洋兵学を学んだ。名君と畏友との“出会い”が西郷隆盛を覚醒させ、英雄にした。渋沢栄一を“日本資本主義の父”にした師と学習法、ほか。

目次 : はじめに―“師”と出会う前に考えること/ 1 維新回天への先駆けとなった師弟―吉田松陰‐高杉晋作(得難きは“師”/ 教育とは「瀉瓶」なり ほか)/ 2 フランスの“革命の申し子”に憧れた幕末の英傑―ナポレオン一世・佐藤一斎‐佐久間象山‐吉田松陰・勝海舟・坂本龍馬(勝海舟と坂本龍馬、吉田松陰の師は佐久間象山である/ 性格に問題のあった象山 ほか)/ 3 「適塾」の開かれた学問が与えたもの―緒方洪庵‐福沢諭吉(日本一の私塾を主宰/ 「万民を扶持する方法」を求めた洪庵 ほか)/ 4 禅と陽明学が幕府を瓦解させた―無参禅師・王陽明・大塩平八郎・島津斉彬・藤田東湖‐西郷隆盛(突きつけられる真実に、狼狽える幕府/ 身につけるのは心の余裕 ほか)/ 5 フランス人銀行家に西洋文明を教えられた“日本資本主義の父”―尾高惇忠・フリュリ=エラール‐渋沢栄一(奇跡を成し遂げた男/ 一人目の“師”尾高惇忠 ほか)

【著者紹介】
加来耕三 : 歴史家・作家。1958年、大阪市生まれ。81年奈良大学文学部史学科を卒業。現在は大学・企業の講師をつとめながら、著作活動を行っている。2020年、第57回ギャラクシー賞ラジオ部門で『加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた』(RKB毎日放送)が優秀賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Syo さん

    もう少し詳しく調べたくなった。 かな?

  • スプリント さん

    維新の志士たちを導いた者として吉田松陰や勝海舟、徳川斉彬など主要な人物たちは取り上げられている。 明治維新の人間関係の理解を深めるのに役に立つ

  • Go Extreme さん

    師と出会う前に考えること 維新回天への先駆けとなった師弟:吉田松陰ー高杉晋作 フランスの革命の申し子に憧れた幕末の英傑:ナポレオン一世・佐藤一斎ー佐久間象山ー星田松陰・勝海舟・坂本龍馬 適塾の開かれた学問が与えたもの:緒方洪庵ー福沢諭吉 禅と陽明学が幕府を瓦解させた:無参禅師・王陽明・大塩平八郎・島津斉琳・藤田東湖ー西郷隆盛 フランス人銀行家に西洋文明を教えられた日本資本主義の父:尾高惇忠・フリュリ=エラールー渋沢栄一 

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