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賢治と鉱物 文系のための鉱物学入門

加藤硯一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875024385
ISBN 10 : 487502438X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

孔雀石の空、玉随の雲。珠玉の言葉からひもとく鉱物の世界へ。宮澤賢治の作品を彩る鉱物を色ごとに紹介。科学者による美しい写真と最新の鉱物解説とで、賢治の世界をより深く知ることができる1冊。

【著者紹介】
加藤碵一 : 独立行政法人産業技術総合研究所産総研フェロー。(前)地質調査総合センター代表、(前)日本ジオパーク委員会委員。1947年生まれ。東京教育大学大学院理学研究科地質鉱物学専攻卒。理学博士。産業技術総合研究所東北センター所長時代に、賢治の足跡をたずねた成果を『宮澤賢治の地的世界』(愛智出版)としてまとめ、2007年宮沢賢治奨励賞(宮沢賢治学会)受賞

青木正博 : 独立行政法人産業技術総合研究所地質標本館名誉館長。1948年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。鉱物学専攻。理学博士。平成20年度文部科学大臣表彰科学技術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • り こ む ん

    少々、うとうとしながら読了(笑)宮沢賢治の作品の鉱物が、登場する部分を抜粋しながら、紹介し、鉱物の特徴、成分など科学的に説明している本。宮沢賢治、特有の色、質の表現が、実物の鉱物写真を見ることで、深く理解できる一冊。ただ、鉱物説明が専門的で、その部分を読んでいると眠くなってしまうのが難点(笑)宮沢賢治の作品を読みつつ、出てきた鉱物をこの本で確認しながら、読むのもおもしろいかもしれない。

  • ぽんくまそ

    「宮沢賢治全一冊」を5分の1ほど読んだ頃に図書館でこの本を見つけた。賢治作品には知らない石の名前がたくさん出てくるので、1日かけて一気読み。副題に「文系のための鉱物学入門」とはよく名付けたものだ。100人が読めば100通りの賢治がいるとジャーナリスト高野孟が書いた通り、石のことを知らなくても語感だけでも自由に詩や童話を味わって良いのだが、やはり知りたかった。この本で得たにわかな知識と写真で見た石や宝石の色を読書脳から引き出せる状態にして賢治作品を読み進めたい。由来が底深い蛇紋岩でできた早池峰山に登りたい。

  • はるき

     正統派かつ硬派な作り。賢治好きor鉱物好きor図鑑好きならどなたでもどうぞ。andでもいいよ♪

  • びっぐすとん

    図書館本。賢治好きも鉱物好きも満足の1冊。私はどっちかと言うと鉱物かな。賢治は鉱物が好きだったんだなあ。いつも頭にあるから、風景の描写にも鉱物が出てくるんだろう。和名の漢字も素敵だし、作品の雰囲気にあわせて和名や英語名、ドイツ語名を使い分けてる辺りに拘りを感じる。長野まゆみ『鉱石倶楽部』好きな方にもお薦め。伊与原新『博物館のファントム』と同時に読めば参考になったかも。自然に出来るものなのに、どうして鉱物ってこんなにキレイなんだろう?自然に出来るから美しいのか。賢治じゃないけど、青色の石、いいなあ。

  • ユエ

    宮沢賢治というと、幼稚園だか小学校だかを熱で休んで、その時キャラが猫化されている銀河鉄道の夜を観、熱と独特の世界観(幼児には怖かった)のせいで悪夢を見たことをいつも思い出す。それはさておき、「石っこ賢さん」と呼ばれていたそうで、へぇ。確かに幻想的な描写には、鉱石の名前たくさん出てくるもんね。ただ正直中身はあまり響かず笑、昔は明暗顕漠という4色しかなかったという欄外豆知識が1番印象に残った。宝石ではなく鉱物というだけあり、加工されたものではなく主に原石で紹介。石綿なんかも出てきた。鉱物の和名、やはり美しいな

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