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太平洋のレアアース泥が日本を救う Php新書

加藤泰浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569806419
ISBN 10 : 4569806414
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2012
Japan

Content Description

ハイテク産業には欠かせないが中国が独占的に所有して問題となっているレアアース(希土類)―その巨大鉱床が太平洋の海底で発見された!二〇一一年七月『ネイチャー・ジオサイエンス』誌で発表された「レアアース泥」は、なぜ「世紀の大発見」「21世紀の黄金」と世界で賞賛されたのか?レアアースの定義説明、産業用途、中国の巧妙な資源戦略、海底鉱床発見の経緯、将来の開発見通し…さらに日本の排他的経済水域に存在するレアアース泥についても情報公開。日本再生の切り札は南鳥島の周りに広がる“夢の泥”だ!―。

目次 : 第1章 レアアースは日本の生命線/ 第2章 陸上のレアアース鉱床/ 第3章 レアアースショック―中国の巧妙な資源戦略と日本の対策/ 第4章 てんやわんやの報道大騒動/ 第5章 レアアース泥の発見へ/ 第6章 レアアース泥とは何か?/ 第7章 南鳥島のレアアース泥/ 第8章 レアアース泥は開発できるか?

【著者紹介】
加藤泰浩 : 東京大学大学院工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンター教授。1961年埼玉県生まれ。85年東京大学理学部地学科卒業。90年同大学大学院理学系研究科博士課程(地質学専攻)修了。理学博士。日本学術振興会特別研究員、山口大学理学部助手、米国ハーバード大学客員研究員、英国ケンブリッジ大学客員研究員、東京大学大学院助教授、准教授を経て、現在に至る。海洋研究開発機構(JAMSTEC)招聘上席研究員も兼担(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • C-biscuit

    図書館で借りる。レアアースの問題は中国が少し方向転換したので、下火になっているような気がするが、それもこのような発表があったのが影響しているかもしれない。当時はタイミング良い発表であったと記憶しているが、発表も研究者の努力の賜物であると感じる。しかし、実際レアアースやメタンハイドレートもそうであるが、実用化までは多くの障害があるようで、発表だけに止まっているように感じる。アメリカのシェールガスも一斉を風靡したが、昨今の原油安で開発が中止されたりとこの手のプロジェクトのリスクも感じる。厳しい世界である。

  • ceskepivo

    海洋の資源がさらに開発できるようになると、国際政治における日本の立ち位置も変わってくるかもしれません。大陸棚の延長も嬉しいニュースです。

  • fuku66

    ニュースで話題になっていたので読んだが、思っていたよりも期待はずれ。石油みたいにそれだけで食べていける産業なのかと勘違いしていた。レアアースの現在価値は100億程度と思ったよりも小さく、収益率も12%程度と、ベンチャーでやるには少し厳しい印象。政治的な意味はあるのでやらなければいけないことだとは思うが。

  • Humbaba

    レアアースは,今後も不要になるということはないだろう.消費量は技術革新によって抑えることが出来るかもしれない.しかし,ゼロにはならない.そのような貴重な資源を,一国に握らせておくのは危険が大きい.その危険を理解して,他の手を打つ必要がある.

  • sakamoto

    序盤は面白かったが途中から「苦労した俺すげー」「優秀な教え子いる俺すげー」で読むのが辛かった。

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