加藤暁子(人形劇演出家)

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日本の人形劇 1867-2007

加藤暁子(人形劇演出家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588300493
ISBN 10 : 4588300490
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

パリ万博で日本の芸人が華麗な「蝶の舞」を見せてから今日に至るまで、140年間にわたる日本の人形劇と人形演劇運動の歴史を、外来文化を含めて跡づける。人形劇を通して語る日本の近現代史。

【著者紹介】
加藤暁子 : 1933年、東京に生まれる。1955年、東京大学文学部美学・美術史科を卒業と同時に、人形劇団「人形座」(63年迄)に入団、以来、人形劇団「カラバス」、「おはなしきゃらばん」、「一寸座」などで、おもに美術、演出、劇作などを担当。その間、1962年に、プラハ芸術アカデミー演劇学部人形劇科の聴講生として奨学金を得てチェコスロヴァキアに留学。チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ポーランドなど東欧を中心にヨーロッパの人形劇事情を学ぶ。劇団活動と平行して、65年ごろより、日本演劇教育連盟、子どもの文化研究所、横浜人形の家、埼玉県立衛生短期大学、聖徳大学などで非常勤の講師を勤める(05年迄)。1970年度『日本児童演劇協会賞』(海外人形劇作品の翻訳と演出に対して)、1979年度、日本演劇教育連盟『演劇教育賞』(論文「劇人形づくりからの出発」に対して)を受賞。国際人形劇連盟会員、日本人形玩具学会委員、日本演劇教育連盟顧問、「人形劇を読み解く会」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • paluko

    「人形劇」と聞くと反射的に「子ども向け」と思ってしまう自分の認識はいかにも浅かった。明治時代の寄席の不衛生ぶり(25頁)、萩原朔太郎が子ども時代に目撃したダアク座の人形芝居の描写(34頁)、ドイツの伝統人形芝居「カスペル劇」がナチスの宣伝に利用された様子(107頁)など、興味深い記述が多い。「人形劇は俳優劇にくらべれば、小さな舞台、小さな役者(人形)が大きな力を発揮する演劇だ。言語表現でいえば「詩」のようなもの、表現要素は選びぬかれ、シンボル化される」(222頁)。

  • takao

    ふむ

  • Mikio Katayama

    幕末に海外で巡業公演を行った日本の曲芸団のなかにあった人形芝居的演目から始まり,1894年,日清戦争のころに来日したイギリスの人形劇団ダアク座 D'Arc座とその受容,大正期,昭和初期における西洋人形劇の定着,戦後の子供向けの人形劇の発展,さらには現代の「新しい人形劇」まで,近代に日本における人形劇の流れを概観できる良書.とりわけ大正期・昭和初期の人形劇受容の様子を記した第二章と,再び大人向けの公演へと回帰しつつある現代人形劇の展望を示す第四章が興味深かった.

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