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グローバル化時代の精神病理学 精神科臨床の基本視座

加藤敏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772420761
ISBN 10 : 4772420762
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1975年の研修を皮切りに50年の節目を迎える精神科医が、錯綜したグローバル化世界を見据え精神医学の基本視座を説いた一書。

本書には4つの論点を設けた。1つ目は著者の精神科臨床の視座を提示し、ICD-11の意義を検討する作業、2つ目は改めてグリージンガーやクレペリン、ヤスパースの古典を精読し、その現代的意義を論じること、3つ目は自閉スペクトラム症概念の過剰診断に警鐘をならし、精神病理学的見地から考察を行うこと、4つ目はグローバル化が進む現代において著しい病態変遷について論じること、である。

著者の立脚点は常に臨床現場にある。臨床では「狂気内包性人間学」に根差して患者と接する。そのことにより著者の論考には患者との出会いの実体感を伴う。人間という不可解な存在への考察の一助として、これから精神医学を学ぶ研修医、医療関係者の方々、また精神医学に関心のある初学者の方にもぜひご一読いただきたい。

【著者紹介】
加藤敏 : 1949年愛知県に生まれる。2023年小山富士見台病院名誉院長、自治医科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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