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ISBN 10 : 4903174042
Content Description
憲法施行六〇年。「戦後」の原点とは何であったか。占領期の「密室」明かす。祖国再建の過程、丹念に。戦後天皇制出発の記録。
目次 : 「田島家資料」とは―「日記」と「文書」/ 吉田茂と田島道治―昭和二十三年/ 人事問題 寺崎英成の場合―昭和二十三‐二十四年/ 「秩父様事件」―昭和二十四年/ 人事問題 林敬三の場合―昭和二十四‐二十六、二十七年/ ダレスのこと 「田島日記」にみるダレスと講和条約―昭和二十五、二十六年/ 「御巡幸ノコト」―昭和二十四‐二十六年/ シーボルト外交局長との会談と「葉山事件」―昭和二十六年/ 退位問題―昭和二十六年/ マッカーサーの解任―昭和二十六年/ 「おことば案」に到るまで―昭和二十六年/ 人事問題 田島自身の場合―昭和二十八年/ 「田島日記」における吉田茂と田島道治 “同志”として/ 大いなる縁 それぞれの交流
【著者紹介】
加藤恭子 : 1929年、東京に生まれる。1953年、早稲田大学文学部仏文科卒業と同時に渡米・留学。1957年、ワシントン大学修士号。フランス留学、再渡米を経て1961年、帰国。1965年、早稲田大学大学院博士課程修了。1965年からマサチューセッツ大学。1973年から上智大学講師。専門はフランス文学。現在、(財)地域社会研究所理事、「加藤恭子ノンフィクション・グループ」代表。第43回日本エッセイスト・クラブ賞、第11回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞、第65回文藝春秋読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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