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謎手本忠臣蔵 上巻 新潮文庫

加藤広

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101330532
ISBN 10 : 4101330530
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

元禄十四年三月十四日、勅使登営の当日。赤穂藩藩主浅野内匠頭が突然江戸城内松の廊下で高家筆頭吉良上野介に斬りかかった。内匠頭は即日切腹。残されたのは『覚えたるか!』という不可解な一言と事件の謎。なぜ、浅野は吉良に襲いかかったのかなぜ、勅使の登城は予定よりも早められたのか。元禄赤穂事件を全く新しい解釈で再現し、その真相に迫る壮大な歴史ミステリ。

【著者紹介】
加藤広 : 1930(昭和5)年、東京生れ。東大法学部卒。中小企業金融公庫、山一證券にて要職を歴任。その後、経営コンサルタントとして奔走する傍ら小説を書き始め、2005(平成17)年に『信長の棺』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gonta19

    2011/11/30 Amazonより届く。 2021/1/9〜1/12 4年ぶりの加藤作品。しばらく読んでいない間に、2018年残念ながら逝去された。 今作は、いわば手垢のつきまくった忠臣蔵を加藤氏なりの解釈で書き直したもの。帯にある佐藤優氏の「加藤廣氏は、忠臣蔵を外国人にとっても初めて理解可能な物語に再編した。」との推薦文が興味をそそる。 上巻は内匠頭の刃傷から赤穂城を明け渡すあたりまで。事件の日の謎を知りたい内蔵助であるが、その謎を知っているのは、奥方である寿昌院のみ。

  • 西君04

    大晦日になるとTVではいつもやっていたが、浅野内匠頭が江戸城内で吉良を討とうとして、逆に取り押さえられ切腹となり、赤穂藩乗る子が集まり、吉良を討つ。この話には柳沢吉保が絡んでくる。続きが楽しみです。

  • うたまる

    「今の俺に残るは、ただ一つ。武士を超えた、一人の男としての意地だ」……世に名高い忠臣蔵の加藤廣版。忠実に歴史を辿りつつ、オリジナルのエッセンスを一滴垂らすことで、エンタメとして昇華させるのが得意な著者が仕込んだものとは何か?どうやら内匠頭がブチ切れた理由がそれらしいが、上巻では当然明かされない。やきもきしながら先へ。さて、他に特徴と言えば、大石内蔵助が結構ドライな造形であること。これは現代人っぽくて良い。しかし、『神君の密書』はどうだろう。山田風太郎作品のようになるよりも、ゲテモノになりそうな予感が…。

  • こうめい

    刃傷事件から城の明け渡し頃まで。桂一計画など朝廷や綱豊がどう絡んくるか、これからどうなって吉良討ち入りまでいくか楽しみ。内蔵助と柳沢の探りあいも面白かった。

  • 木枯竹斎

    久しぶりに忠臣蔵ものに手を出す。上巻は柳沢吉保さんを中心に展開、刃傷から赤穂城明け渡し迄。謎を落としながらも早い展開、また刃傷の場面は現場ではなく報告を受ける柳沢さんの目での展開、従来と違った人物登場が面白い。中巻にGO。

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