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ISBN 10 : 4624936116
Content Description
現代の人間がこの地上で生きていくうえで必要とされる石油や鉱物などの埋蔵資源の近い将来における枯渇という、予測される深刻な危機にある現代世界の諸問題を論じた『資源クライシス』のほかに、人間の経済行動にまつわる倫理思想の問題に哲学の立場から体系的にメスを入れた単行本未収録論文を収録。
目次 : 『資源クライシス―だれがその持続可能性を維持するのか?』(2008年)/ 経済行動の倫理性/ 環境倫理と企業経営/ 渋沢栄一/ パスカルと金融危機/ フランクリンというテスト/ マックス・ウェーバー・スキャンダル/ ウェーバーの悲壮感にご用心/ ケインズと同性愛/ ソシュールの言語思想と社会分析
【著者紹介】
加藤尚武 : 1937年、東京生まれ。1960年、東京大学教養学部学生として安保闘争に参加。1963年、東京大学文学部哲学科を卒業。東京大学文学部助手、山形大学教養部講師・助教授、東北大学文学部助教授、千葉大学文学部教授、京都大学文学部教授、鳥取環境大学学長、東京大学医学系研究科特任教授を歴任。元日本哲学会委員長。日本学術会議連携会員、京都大学名誉教授。専門、ヘーゲル哲学、環境倫理学、生命倫理学。現在は、徳倫理学、貢献心、利他主義の研究開発に従事している。受賞、哲学奨励山崎賞(1979年)、和辻哲郎文化賞(1994年)、紫綬褒章(2000年)、建築協会文化賞(2002年)、瑞宝中綬章(2012年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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