基本情報
ISBN 10 : 4532356938
内容詳細
日本はもとより、いま、多くの先進民主主義国が財政赤字問題に苦しんでいる。民主主義は、財政規律を守ることができるのだろうか。民主主義は、減税・バラマキなどの財政ポピュリズムを招き、やがて債務危機へとつながるのではないか―。国内外の研究成果や歴史的経験を踏まえつつ、執筆者それぞれが政策実務の現場で得た知見を生かして分析を行い、具体的な対応策を提示する。
目次 : 第1章 ポピュリズム政策と財政膨張―有権者は愚かなのか?/ 第2章 シルバー民主主義と世代をめぐる課題/ 第3章 コミットメントと財政の持続性/ 第4章 成功と失敗を分ける予算制度/ 第5章 財政と議会政治/ 第6章 膨張する予算―借金で賄う公共サービス/ 第7章 デフレからの脱却や経済成長だけで財政は再建できるか/ 第8章 政策提言
【著者紹介】
加藤創太 : 東京財団常務理事(政策研究担当)、国際大学教授。1991年東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。ミシガン大学政治学部博士課程(Ph.D.)、ハーバード大学ビジネススクール修士課程(MBA、優等号受賞)修了。経済産業省国際経済課課長補佐、経済産業研究所上席研究員などを経て、2006年より国際大学教授。2016年より東京財団常務理事(政策研究担当)。著書に『日本経済の罠』(小林慶一郎との共著、日本経済新聞社、2001年、第44回日経・経済図書文化賞受賞)など
小林慶一郎 : 慶應義塾大学経済学部教授、東京財団上席研究員。1991年東京大学大学院修了後、通商産業省(現経済産業省)入省。1998年経済学Ph.D.取得(シカゴ大学)。2013年より現職。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹などを兼任。専門はマクロ経済学、経済動学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
かず さん
読了日:2018/03/11
Haruka Fukuhara さん
読了日:2017/09/29
田中峰和 さん
読了日:2017/05/12
うめまる さん
読了日:2017/08/05
むとうさん さん
読了日:2018/05/26
(外部サイト)に移動します
ビジネス・経済 に関連する商品情報
-
ローソンが描くコンビニの未来!『ローソン』3月24日発売 経営学者である筆者が、7年に亘る現場取材と関係者のインタビューを実施。ローソンの好調の要因と、大改革の舞台裏をひも解... |2025年01月31日 (金) 10:00
-
「ほんとうの社会のしくみ」を知ろう。出口治明『ほんとうの社会科』 還暦で起業し、現在APUの学長の出口治明氏が伝える、自分らしく働き、幸せに生きるための「ほんとうの社会のしくみ」。 |2023年04月04日 (火) 10:00
-
父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 10/1(土)NHK Eテレ「理想的本箱」にて紹介され話題!10代の娘の「なぜ、世の中にはこんなに格差があるの?」と... |2022年10月11日 (火) 13:00
-
『スマホ脳』の著者 最大のベストセラー『運動脳』 脳は身体を移動させるためにできていた。「歩く・走る」で学力、集中力、記憶力、意欲、創造性、全部アップ!有酸素運動で脳... |2022年09月07日 (水) 13:00
-
世の中の根本を疑え『22世紀の民主主義』 断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。これは冷笑ではない。もっと大事なことに目... |2022年08月24日 (水) 10:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・







