戦場の現在 戦闘地域の最前線をゆく 集英社新書

加藤健二郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087202830
ISBN 10 : 4087202836
フォーマット
発行年月
2005年03月
日本
追加情報
:
18cm,205p

内容詳細

15年以上もの間、チェチェンや旧ユーゴ、イラクをはじめ、中米、アフリカ、中東、旧東欧など世界各地の戦場を渡り歩き、様々な危険な状況に身をおいてきた戦場ジャーナリストが、現代における戦場の実態を描く。

【著者紹介】
加藤健二郎 : 1961年生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒。建設会社勤務を経て、戦場ジャーナリストになる。中米、中東、旧東欧、アジア、アフリカなど世界各地の戦争地域に赴き、戦場取材を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しろ さん

    ☆5 人柄としては、日常が嫌いで戦争が好きなアウトローという感じで、決して優秀であったり尊敬できたりするタイプではないと思うけど、その分体当たり的で先入観のない取材しているので現場の空気が伝わってくる。普通の人々——特に日本人が思う戦争とは大分違うと感じた。やはり戦場にいる人も人間として強いというわけではなく、鳴らされてしまっているだけで、戦争をしたくないのはみな同じだと思った。近代の戦争の形はメディアや政治が作り上げているものだということの分かる目線の本だった。

  • B型が苦手 さん

    少し古くなってしまった(2005年刊)本ですが、戦場ジャーナリストの方が最前線の現実を綴った著作です。印象に残るのは3章「戦争は「激しかった」と誇張される」で、死傷者の数は双方ともに過大に発表する必要があることを、現場と発表の差異から説明します。他にも「滅びゆく国家のために命を投げ出したい人などあまりいない」や、「セルビア当局のプレスセンターはメディア戦争を仕掛けられていることに気づかず対応していた」には学ぶべきことがありそうです。

  • サフィ さん

    戦争が好きで戦場に行きたくてしょうがない、という変わった性格の戦場ジャーナリストである筆者による文章。 拘束された時の興奮、戦場独特の高揚感が描かれる反面、現代の戦争におけるメディア戦力の発揮する威力。大手メディアによる情報操作にも近い偏りすぎた報道。その全てを書き切ったあとで散々戦場に焦がれた筆者は戦争は虚しいと結ぶ。 読後はなんとも切なかった。

  • rbyawa さん

    正直言ってしまうと、妙に気負った正義感がなくて素直に読めた。ジャーナリストでござい、という顔で「実はそうではない」ならともかく、最初からそう明言しているし、行動がほとんど一般人のものなので現地の人と目線が近くて結果的に良かったと思う。

  • MORITA さん

    「戦場のハローワーク」が面白かったので作者繋がりということで。今やユーゴスラビアやセルビアもツアーで訪問することができるので本書が刊行された頃とは隔世の感を感じるが、その場に居たものが感じた生々しさは色褪せることが無いと思った。

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加藤健二郎

1961年1月生まれ。早稲田大学理工学部卒。東亜建設工業勤務を経て、1988年から海外に飛び出す。フランス外人部隊を志願するが近眼で不採用とされ、しかたなしに戦場ジャーナリストの道を選ぶ。中米、アフリカ南部、中近東、旧ユーゴスラビア地域、チェチェンなど、戦場突入回数76回、戦闘に遭遇すること25回、

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