Books

あの日、火の雨の下にいた 私の横浜空襲

加藤修弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784784505678
ISBN 10 : 4784505679
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2006
Japan

Content Description

民間人の頭上に火の雨を降らせ、人を殺戮し、街を焼却しようとする無差別爆撃は、明らかに戦争犯罪であり、その犯罪を戦争の名のもとに作り出した歴史があった。空襲を防がなければならないという明確な責任観念もないままに、大言壮語して戦争を拡大し、最後のつけを民間人に押しつけた軍があった。法律まで作って民間人を火の雨の下に縛りつけた官があった。日常生活の隅々にまで張り巡らされた網の目のような組織が、最末端の人々を火の雨から逃がさなかった現実があった。ペンをもって戦争を正当化し、先棒がついで人々を悲劇に駆り立てた言論があった。これら全ての結果として、あの日、あの時、人々は火の雨の下に立ち、死んでいったのだ。そのことの一つ一つを、どうしても語らなければならないとの思う。

目次 : 第1章 火の雨を生んだ歴史―戦略爆撃の登場(戦争の現実を見ないところで/ 戦略爆撃の登場 ほか)/ 第2章 火の雨を招きよせた者たち―軍指導者の責任(軍防空の貧弱と無策/ 民防空の駆り出し ほか)/ 第3章 火の雨の下に縛りつけた者たち―防空法体制の足枷(防空法の成立と民防空の強化/ 防空壕 ほか)/ 第4章 あの日、火の雨の下で―一九四五年五月二十九日の横浜(もう一度あの写真から/ その朝の我が家 ほか)

【著者紹介】
加藤修弘 : 1943年生まれ。都立高校教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items