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双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる 病と上手につき合い幸せで楽しい人生をおくるコツ

加藤伸輔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791109241
ISBN 10 : 4791109244
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan

Content Description

「うつ」が何度も何度も繰り返される。薬も効かず、いつまでも治らない。13年もの間、うつ病といわれ苦しんできた著者が、ある本の記述から実は双極性障がいなのではないかと疑う。診察を受け、診断は双極性障害。薬が変わり、治療が変わり、著者は急速に回復に向かう。現在、双極性障がいと上手につきあっている著者が、長年の闘病生活を語り、双極性障がいの全貌を明らかにする。本書は、双極性障がいを持ちながら普通の日常生活をおくるコツを読者に伝えるピアサポートブックである。

目次 : 第1章 双極性障がいとは(躁状態の症状/ うつ状態の症状 ほか)/ 第2章 私の双極性障がい(思春期/ 青年期 ほか)/ 第3章 治療について(受容/ 薬物療法 ほか)/ 第4章 上手につき合っていくコツ(注意サインと対処法/ 上手につき合うコツ)/ 第5章 当事者インタビュー(Aさんの場合/ Bさんの場合)

【著者紹介】
加藤伸輔 : 1975年生まれ。うつ病、統合失調症という診断を経て、双極性障がいと診断されるまでに13年を要した。その後、自身の障がいを受け入れてリカバリーの道を歩んでいる。現在はピアサポートグループ在の運営をはじめ、積極的にピアサポート活動に取り組む。また自身の経験や体験に基づく講演活動なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • itokake

    患者が書いた本。とても読みやすく、双極性障害と診断されるまでの13年や、日々の工夫を書いている。これを読んで、私は双極性障害のことを何もわかってなかったんだと恥ずかしくなった。友達にも双極性障害の人がいるし、娘も双極性障害で通院中。一番大きな誤解が躁状態のときは元気だから楽しいのかと思っていたこと。著者は躁の時、失言をして人間関係を壊してしまうし、短時間睡眠などで体を壊し、性的逸脱行動として浮気をしてしまったと赤裸々に書いている。そして、うつ病は治るが、双極性障害は一生ものというのも知らなかった。

  • のほほん堂

    主語などの言葉が足りていない気がします。それで読んでいて著者の個人的な事情なのか、それとも双極性障害の一般の事情なのか区別がつかずに混乱をしているのかも?例えば、「頑張れ」という言葉は著者はうれしいとされていますが、急性期の当事者に「頑張れ」なんて声をかけてはいけない訳で。医師による監修もなく、あくまで著者の個人的な症状を書いた本だと思います。それはそれで貴重な当事者の本だと思います。

  • みのにゃー

    患者目線の本。薬について、医者について、食べ物について、睡眠について。非常に具体的でわかりやすい。図書館で借りたけど、これは手元に置きたい。

  • ぽんぽこ

    躁うつ病患者として共感できることばかりでした。私も躁うつ病と診断されるまで紆余曲折あって何年もかかりましまし、性格が悪いと思われたくさんの人が離れていきました。躁うつ病を少しでも良くするにはとにかく自分の状態を理解すること。「再発するかも」と思ったらすぐに対処しないと地獄のラピットサイクラーになってしまう。やはり体験者の体験談はためになります。

  • askmt

    当事者の当事者による事例紹介。どこまで一般性があるのかはわからないという前提で、彼にとっての病状の理解や対処法などが実感をともなってよくわかる。

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