読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• やすらぎ🍀 さん

  読了日：2021/02/28

  🌠おばあさんを失ったおじいさんは変わった家に住んでいました。この街では海の水がだんだんと上がってきてしまうのです。だから、つみきを積み上げたような家になってしまうのです。下の家へ潜るとそこでは懐かしい思い出が浮かびます。子どもたちと遊んだ日々…お別れのベッド…。今では海の底となった一番下の家まで降りてきました。おじいさんとおばあさんがまだ若かった頃に初めて過ごした家です。街には色があり、草原が広がっていたあの頃。もう戻ってこないけど、誰かが悪いわけではない。つみきをもう一段積み上げて、今を生きています。

• Willie the Wildcat さん

  読了日：2012/03/18

  お気に入りの一冊。これは子供用というより自分用で購入。家族愛がつまった”つみきのいえ”。大切な思い出が1つ1つのつみきにつまっている。温かい・・・。まだ難しそうだったけど、いつか子供も理解して欲しいなぁ。

• zero1 さん

  読了日：2019/04/13

  人に歴史あり！これを読まずに死ねるか！アニメと絵本、両方で有名な作品。水位が上がることで上に積み重ねる家。そこに住むおじいさんは、どうして別の場所に行かないのか？それは、思い出がたくさんある場所だから。大工道具を落としたおじいさん。水面下で見た思い出の数々。カーニバル、花嫁姿の娘。そして人生の伴侶だった今は亡きおばあさん。思い出すのが映画「誰がために鐘は鳴る」の名セリフ「僕は君の中に生きている」。素朴な絵に深い物語で泣ける。アニメはアカデミー賞、フランス語版の絵本はソルシエール賞を獲得した名作。

• 匠 さん

  読了日：2013/08/05

  静かに流れる時間の繰り返しの中、海の底に沈んだ、おじいさんの深い思い出と家族の歴史。 積み木を積んだような家は、人生そのもの。各部屋に残された想いと時間。描き込まれたあれこれの細かい部分をひとつひとつチェックしていくと泣けてしまう。淡いタッチで描かれる深い味わいで、内容的に子どもより大人向け。いや逆に、人生経験を重ねた大人であればあるほど、じんわりと感動がしみわたるだろうなと確信できる1冊なので、子どもから親にプレゼントしたいと思える絵本。

• ❁かな❁ さん

  読了日：2015/02/11

  とっても良かったです♪ウルウルしてしまいました〜＊この作品は短編アニメーションで色々賞を受賞された『つみきのいえ』の加藤さん、平田さんが絵本用にリメイクして書き下ろししたとのこと。全ページとっても柔らかい綺麗な色合いの絵で透明感も感じます。おばあさんに先立たれ一人で暮らすおじいさん。海の上にどんどんお家を重ねていきながら生活をしていくのは大変だと思いますが、のんびり暮らしてるところを見てほっこりします！その後いろんな思い出があり、とてもじーんとしてしまいました(;_;)優しく素敵な作品♡とてもオススメ★

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  作成者：カダさん