村怪談 現代実話異録 竹書房怪談文庫

加藤一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801930889
ISBN 10 : 4801930883
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

日本の中の異界、村。独自の文化を持ち、様々な掟と共に生きる閉鎖社会の恐怖譚を聞き集めた現代の実話怪奇録。山梨の山中で迷い込んだ廃村。脱出するにはある問答に答える必要が…「四人集落」、土葬の風習が残る村。棺に蓋をせずに故人と一夜過ごすと死者と話せるというが…「言うことなし」、小倉南区にかつてあった集落では正月に餅を食べてはならない。禁を破ると…「カプグラ」、初子が誕生したら家の年長者を山の縦穴に放り込んできた青森の村。山神への生贄だと言うが真実は…「山神穴」、四国のとある村。公民館が建つ土地には禍々しき因縁が…「生焼け」他、日本の闇に迫る最恐25話。

目次 : 日々是好日/ 化鼎談/ 根なし草のコツ/ 恐ろくは/ 溢れてくる/ 滝を探して/ 静かな島/ サザエ採り/ とがけ/ 教材〔ほか〕

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    実話怪談集アンソロジー。本書の特色は「村怪談」という事で、田舎を舞台にした作品が揃っている。田舎住みの身としては、こういうテーマには何となくサイード言う所のオリエンタリズムを感じて少々苦手。斯様なテーマは田舎の閉塞感や排他性、伝承などをクローズアップすれば、兎に角陰惨な作品が出来そう。ただ本書に収録されている作品群にはそこまで陰惨な作品は無かったかな。一部には「教材」とか「言うことなし」、「カプグラ」とか、一読するだけで嫌な気分になる作品もあるけれども。アンソロジーらしく、割と玉石混交な一冊でした。

  • ヒデキ さん

    様々な「村」に関わる怪談を 様々な語り部が語ってくれています 「村」・・・田舎育ちには、当たり前に思える ことが、他者にとっては、変な風習に見える それが、怪談になってない? と思えてしまう話が多かったですね

  • あたびー さん

    この頃ミステリーは田舎の村の因習を題材にとった物が多くなってきたと言う記事を読んだばかり。この本に出てくる村村の奇態な因習は、「ナキメサマ」も裸足で逃げ出すほどの物凄さ。こんなことがまだ行われているとしたら、定年退職後田舎暮らしをしようなどと考えている人は即刻諦めた方が良い。いや、都会から来た人達の集落でも胡乱な事をやっていたな。そう言えば、レイプや近親相姦が原因の妊娠でも中絶を許さないというオクラホマ州の法律はホラーものだ。

  • 高宮朱雀 さん

    地域にはその土地独特の伝承があったり、過去の教訓に根差した風習があると思う。それは大切に守り継ぐ必要があると同時に、時代に伴い、決して他人に強要するものではないと私は考える。その境界線が難しいが。 集落に於ける奇妙な話は多いが、村怪談と表題を付けるほど内容は濃くない。もう少し収録話数があれば説得力もあっただろうが。

  • tow さん

    途中でやめていたらしく(読んだ気でいた)、残りも読了。村って、いいよね。見えないはずの看板とかニコニコしている老人とか。

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