恐怖箱 怪書 竹書房怪談文庫

加藤一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801920811
ISBN 10 : 4801920810
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

恐怖箱の人気作家陣が紡ぐ実話怪談アンソロジー、今回のテーマは「本と書に纏わる怖い話」。中学の学級文庫にあったとある本。開くと必ず鼻血が…「血を吸う本」、古本に挟まっていた家族写真。破り捨てたが翌週購入した本にも似て非なるものが…「しおり」、大学の文芸サークルで作られたリレー小説の同人誌。その執筆者が毎年一人ずつ死んでいく…「同人誌」、娘が保育園から借りてきた絵本。赤鬼と青鬼しか存在しないはずのストーリーに黄色い鬼が出てくるというのだが…「ある絵本」他、教科書から台本、古本、成人雑誌まで、怪奇な実話全30話収録!

目次 : 資源回収(神沼/三平太)/ 墓地にて(三雲/央)/ 手癖(橘/百花)/ 実話怪談本に纏わる話の詰め合わせ(加藤/一)/ 読書する男(三雲/央)/ 歩き読み注意(三雲/央)/ 血を吸う本(三雲/央)/ 入り口のカレンダー(神沼/三平太)/ 赤本(神沼/三平太)/ 教科書を大切に(つくね/乱蔵)〔ほか〕

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    本と書に纏わる実話怪談アンソロジーという事で読メ人達には深い関心が集まる一冊でしょうね。残念ながら現実の本の内容にまで深く踏み込む様な話はありませんね。唯一つ思ったのは、怪談はストーリー仕立てになると話の終わらせ方が難しいなという点で、これも長らく読んで来た為でしょうね。最高に魅力的で続きがとても気になるのですが結末を読めないのが残念で遣る瀬ない一編ですね。『同人誌』神沼三平太:古本屋を経営する峰さんの店に買い取り希望の男性が持ち込んだ本の中に一冊だけ薄い同人誌があって確認すると最後の数頁が破られていた。

  • HANA さん

    実話怪談集。本シリーズはテーマ別アンソロジーであるが、今回はみんな大好き本にまつわる怪談が集められている。古来本と怪談とは相性がいいと決まっているので、大いに喜んで読み始めたわけですよ。個人的には本に書かれた内容が怪異と絡んでいるというのが大好きなのだが、前半は主に物質としての本が中心で、面白くないわけではないけどちょっとパンチに欠けるなと感じていたら。「あの部屋」以降、内容にかかわるのが増えてきて私大喜び。「同人誌」とか「打ちっぱなし」「紗英ちゃんと絵本」等、呪われても読んでみたいものばかりでした。

  • 澤水月 さん

    本、書き物主題の怪談集。「怪談本刊行は年に1〜3冊or0」だった頃、超怖Qの復刊どれだけ嬉しかったか怪談本の怪談で思い出す。赤本、教科書、私家版など。学級文庫知らない書き手いたのは衝撃! 絵本にまつわる話が幾つかありそれだけで曽野綾子「長い暗い冬」想起しゾゾ鳥肌。今変わり果てた曽野の60年代佳品は左京「くだんのはは」と共に筒井による『異形の白昼』で知ったが、実話怪談勃興前はそういう多様な書き手の恐怖アンソロが貴重だった。普段創作っぽいの含め玉石激しいこの恐怖箱だが怪奇を敢えて「本」で嗜む層には面白い試み

  • うさっち さん

    本にまつわる実話系怪談集。「新品に近い古本」「しおり」など、本を開いて髪の毛や家族写真なんか入っていたら怪異とか関係なく普通に気持ち悪い…。

  • さりぃ さん

    #恐怖症箱 怪書 #加藤一編著 KindleUnlimiredで読了。 こういう色んな方の書くやつは面白いのが多い。 『入り口のカレンダー』『滲み』『あの部屋』 『しおり』『フライ』『打ちっぱなし』 辺りが怖かった。 これ、好きだ(*´▽`*)

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