恐怖箱 屍役所 竹書房文庫

加藤一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801916746
ISBN 10 : 4801916740
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;16

内容詳細

役所の敷地というものは、大抵色々と事情やら曰くと縁のある土地であることが多い。役所が怪異を呼ぶのではなく怪異の原因を孕んだ土地に役所が建つ…(巻頭言より)。改築された市庁舎の三階にあるフィルムで覆われたガラス窓。その恐るべき理由とは…「市役所の窓ガラス」、地雷除去の訓練中、ある自衛官が突然地面に向かって奇怪な呟きを…「地雷」、元消防官だった父が口にした昔から署に伝わる言い伝えとは…「鬼火」他、衝撃の31話を収録。教師、警察官、消防官、自衛官…刑務所、裁判所その他公的施設で働く公務員が職場で体験してしまった正真正銘の実話。

目次 : 山野夜話(渡部正和)/ お別れ会(つくね乱蔵)/ 転任教師(戸神重明)/ 私と母、父とそれ(高田公太)/ 馴れと指導(三雲央)/ 物置場より(三雲央)/ そういうのじゃない(加藤一)/ 駐屯地(神沼三平太)/ 地雷(内藤駆)/ 赤い光(神沼三平太)〔ほか〕

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。人気実話怪談シリー『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    実話怪談集。一冊ごとにテーマが決まっている本シリーズであるが、今回は公務員縛り。教師に消防士、警察官に自衛官、公務員法によって口外できない秘密と独特の閉鎖社会的なものをを併せ持つこの職種は怪談と相性がぴったり。ただ内容的にはいつも通り玉石混交。因果物や何が起こったのかよくわからないまま終わるのとか、どうも消化不良な話が目立つようにも思えた。「お別れ会」とか「秘密」「日記帳」とかはその背後に潜むわからないものが上手に機能してると思うけど、失敗したものは目も当てられない。テーマは面白かったので、ちょっと残念。

  • ネムコ さん

    公務員縛りの怪談集。教師、市役所員、郷土資料館の職員、消防署員…。私的にウケたのは以下。『自衛隊員に「何か怖い話ない?」と尋ねたら「あるよ!」と返答があった。「弾薬庫で小銃自殺した奴がいたんだよ。もちろん、実弾でさあ」‥‥いやいや、そういう怖い話は求めてないんだよ。怖いけどそういうんじゃないんだよ。』

  • かおりんご さん

    ホラー。公務員に特化した話。学校だけじゃなく、役所、消防署、警察署、自衛隊などなど。正直読んでも頭に入らない話もあった。自衛隊の幽霊話はよく聞くよねー。消防署は、初めてだったので新鮮だった。

  • 澤水月 さん

    公務員に聞いた怪談集。そういえば土地ごとのトラブル、地誌・地史など把握する役所関係の方は怪談たくさん持ってること多いのでした。教師、昔の用務員さん、消防士、警察、自衛官、図書館司書、競売物件査察官…。テーマで基本面白いし業も情も見えるが創作の臭み急に出たり、無理に厭怪談に持っていってる感のあるものは残念。

  • ラルル さん

    お役人たちが体験した怪談集。役所は身近な場所だけどあまり中の話が漏れて来ない秘密の場所(まぁ漏れたら困るのだけど)なのでなかなか興味深かったです。良いテーマだけど話を集めるのが大変そう

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