「超」怖い話 卯 竹書房怪談文庫

加藤一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801934146
ISBN 10 : 4801934145
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

体験者から聞き集めた怪異を連綿と記録し続ける伝説の実話怪談シリーズ、最新刊。夫婦の寝室で聞こえる不安定な足音。生後すぐ亡くなった息子に違いないと言うのだが、そこにはある法則が…「蹈鞴」、同級生をイジメで死に追いやった小学生。白を切ろうとするが、自殺した少年が現れて…「因業」、山で遭難した姉弟が見た白兎と思しき袋。後を追った先にいたモノは…「鬼」、山の兎だけは食べるなと言う祖母と、それを聞かぬ祖父。祖母がある呪文を口にすると猟に異変が…「ジビエ」、なかなか治癒しない骨折と幻覚に悩まされる男。ギプスの中から謎の紙片が…「ギプス」他、収録。

目次 : 蹈鞴/ ただいま/ パイセン/ ぺちぺち/ こつん、こつん/ カリカリ/ イミフ/ 訪問者/ 事後/ 死道/ 屋台/ 配送のおしごと/ 迷路/ 鬼/ 人形を巡る幾つかの雑談/ 夜のジョギング/ 鍵/ サッちゃん/ 悪意/ 因業/ 時を経て/ 沼地にてペット不可のマンション/ ジビエ幻覚/ 仕出し/ ブラック・ブラック/ ギプス/ 食べない理由/ ふしの

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編集者。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中

久田樹生 : 1972年九州生まれ。2007年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 死人』『「超」怖い話 ひとり』など。『牛首村“小説版”』などノベライズでも活躍中

渡部正和 : 山形県出身、O型。怪の釣り人。2010年より冬の「超」怖い話に参加

深澤夜 : 1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。2017年『「超」怖い話 丁(ひのと)』より夏も兼任、一年を通じて活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 雨 さん

    今年も読めて良かったシリーズです。誰がどの話を書いているのか解らないところもいいです。何となく最後の「ふしの」は作者が分かる気もしますが。さてさて来年の干支でもある龍のお話も読みたいな。

  • qoop さん

    本巻で累計51冊という超長期シリーズ。感覚的に竹書房系の背骨となるタイトルだけに、内容の充実ぶりは素直に頼もしい。高い物語性を持つ〈屋台〉、伊藤潤二の絵が浮かぶ〈迷路〉、嫌でも映像が喚起される〈鬼〉、厭な空気感の〈鍵〉、途中で声が出そうな〈ギプス〉、不気味の一言に尽きる〈食べない理由〉など、多岐にわたって印象的な話多数。干支に因んだ中では〈ジビエ〉が印象に残る。

  • せきぐちひろみ さん

    誰が書いてるのかわからなくて何故か怖さ増し増し。 全員好きな作家なので楽しめました。

  • 燕(つばめ) さん

    4人の怪談作家による実話怪談集タイトルに「卯」が付くだけにウサギの話が多い、短編怪談にありがちな短いストーリーなので怖くない本当に怖い怪談や怪異は長編が面白いので、やや怖いもの好きの自分には物足りなかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品