漢文法基礎 本当にわかる漢文入門 講談社学術文庫

加地伸行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062920186
ISBN 10 : 4062920182
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
追加情報
:
15cm,603p

内容詳細

訓読のコツとは。助字の「語感」をどう読み取り、文章の「骨格」をいかに発見するか―。漢文読解の基礎力を養い、真の「国語力」を身につけるために、1970年代より形を変え版を重ねながら受験生を支え続けてきた名著を修補改訂。大学入試攻略などは当たり前、第一人者が気骨ある受験生、中国古典を最高の友人としたい人へ贈る本格派入門書。

目次 : 第1部 基礎編(漢文学習の準備体操/ 入試の漢文/ 「基礎」の意味 ほか)/ 第2部 助字編(助字の語感/ 以/ 而・然 ほか)/ 第3部 構文編(詩と音楽と/ 中国語の音楽性/ 平仄 ほか)

【著者紹介】
加地伸行 : 1936年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。専攻は中国哲学史。大阪大学名誉教授。現在、立命館大学教授。白川静記念東洋文字文化研究所長。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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教員です。受験指導の助けになればと思い購...

投稿日:2019/01/14 (月)

教員です。受験指導の助けになればと思い購入しましたが、受験指導を通り越して読み込んでしまいました。センター試験レベルの速攻得点アップにはあまり向きませんが、知識が根本的に教授されています。「本当にわかる漢文」になります。

Nogu さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よこしま さん

    久しぶりの漢文の参考書ですが、読み応えあります。先日の外山滋比古氏の「思考の整理学」で述べられていた『すぐに役にたつものは、すぐに役立たなくなる』という言葉のように、この本も使いに使いこんで初めて効果が出てくるのでしょうね。一昨日から朝日新聞で再連載された『こころ』を、『銀の匙』を3年かけ一冊を読み通し教えた橋本武先生に模倣し読み始めましたが、一つ一つの言葉を追っていくと漢文は切り離せないと気付きました。更に古い文学なら尚でしょう。今の日本を知るなら昔の日本を知る必要であるように、文学も同じなんですね。

  • Prince of Scotch さん

    著者である二畳庵主人先生(加地伸行先生)の語り口が親しみやすく、内容も非常にタメになる参考書です。高校生ならびに大学受験生に強くオススメします。本書をきちんと勉強すれば、漢文ばかりでなく現代文や古文も含めた国語の総合力が飛躍的に向上すると太鼓判を押したいです。 また、漢字検定上位級受検者には「第二部 助字編」を読むことをオススメします。暗記に傾きがちな漢字の勉強ですが、この助字編を読むことで漢字への認識が「一皮むけ」て、理解が深くなると思うので要講読です❗

  • isao_key さん

    本書は以前Z会機関紙に連載されていたものをまとめ受験参考書として出版されていた。かつてのZ会会員は漢文が受験勉強に必要であろうがなかろうが別に勉強したという。ところが平成に入って漢文を古典の素養として勉強しようという受験生が激減し、それに伴い本書も廃刊となった。だが復刊を望む声は大きく一般読者にも読めるようにと、講談社から発行されたのが本書である。その思いは当たった。手元の本は2011.11の8版。むろん受験生もいるだろうが、中高年世代がもう一度中国古典をじっくり読む際の手引書として使われているのだろう。

  • ヨグ=ソトース さん

    学校や予備校では教えてくれない、漢文読解の極意がぎっしり詰まった一冊です。漢文の問題を解く時だけでなく、日ごろ漢字に接する中で、その成り立ちに思いを巡らすことが多くなったように思います。講義形式で漢文を紐解く著者がイマドキの大学受験社会をバッサリ一刀両断してくれるのが、一人の受験生として非常に心地よく感じられました。大学受験を直前に控えた今だからこそ、この本に出会うことができてよかったと思っています。大学生になったら、また読み返したいです。

  • misui さん

    ざっと目を通しただけでも「全然読めない」から「少し読める」くらいにはなったような。古典に触れつつ他の本も参照して深めていきたいですね。

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人物・団体紹介

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加地伸行

1936年、大阪市生まれ。60年、京都大学文学部卒業。高野山大学・名古屋大学・大阪大学・同志社大学・立命館大学を歴任。現在、大阪大学名誉教授。文学博士。中国哲学史・中国古典学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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