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消費者金融ずるずる日記 日記シリーズ

加原井末路

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866809373
ISBN 10 : 486680937X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

ベストセラー日記シリーズ!シリーズ累計64万部突破!

「サラ金」の栄枯盛衰を見つめた著者による、怒りと悲哀と笑いの記録。
〜当年59歳、「ご利用は計画的に」お願いします〜
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1990年代の半ば、30歳のときに足を踏み入れ、50歳で退職するまでの20年
をこの業界ですごした。それは消費者金融業界が栄華を極めてから、2010
年の法改正を経て、没落していく年月でもあった。(「 は じ め に 」 よ り )
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■目次より
無人契約機の秘密/高級車でお金を借りにくる人たち/
奇跡!ミニロト当選/延滞者リスト、よく見りゃ知り合いの
名/多重債務者宅の特徴/信用情報とは何か?/弁護士
センセイは敵か?味方か?/コンプライアンスはどこ行っ
た? etc

【著者紹介】
加原井末路 : 1965年、埼玉県生まれ。1990年代半ばに、中堅の消費者金融会社「デック」に入社。以来、債務の督促・取り立てや貸付、「おまとめローン」の営業など、20年間にわたり債務者との前線で四苦八苦する。一方、サラリーマン時代に組んだ35年の住宅ローンの結末も本書につづる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    1990年代から2000年代にかけてテレビは消費者金融のCMが花盛りの時代だった記憶がある。この本はある消費者金融に勤めていた男性が社員時代にあった様々な出来事が綴られたもの。今は法律が変わって昔ほど儲からないのかCMもガクッと減った。読んでいると延滞した時の借り主に対しての言葉が途端に悪くなることを知った。闇金などはどんな取り立てがされるのか気になった。マルチ商法の商材を調達するために若者が消費者金融に手を出すケースも多いと聞く。ご利用は計画的に。図書館本

  • ma-bo

    ドキュメント日記シリーズ何作目?巻末の既刊リストを見ると第18弾かな。1990年半ばから消費者金融会社に20年間勤めた作者の回顧。キャッシングカード審査、おまとめローン、多重債務者の特徴、回収テクニック、改正貸金業法の施行、弁護士の過払い金請求等業界のリアルな実態を知る事が出来た。リボ払いの恐ろしさを熟知しているはずの著者がリボ払いと住宅ローンで個人再生をすることになる展開は(業界の斜陽で転職し収入が大幅に減った事情があったにせよ)びっくりした。

  • きみたけ

    図書館予約で10ヶ月待つほど人気の本。面白かった😆お気に入りの三五館シンシャの「○○日記」シリーズから2024年6月発刊の最新刊をチョイス。著者は、中堅の消費者金融会社で債務の督促・取り立てや貸付、「おまとめローン」の営業などに携わってきた加原井末路(かばらいすえみち)氏。20年間にわたり消費者金融業界で過ごし、お金にまつわる悲喜こもごもを目撃してきた著者の、消費者金融マンとしての仕事と人生を詳らかにした一冊。2010年の改正貸金業法の施行は消費者金融業界が様変わりする程大きなインパクトだったようです。

  • シャコタンブルー

    消費者金融=サラ金=悪徳業者 そういう固定観念を未だに持っている。90年代から20年間この業界に在籍していた作者の実体験を読んでますますその思いを強くした。集金の回収では脅し、追い込み、恐喝が当たり前に行われる。わずかな金でも一度借りれば癖になり沼にはまる。ブラック企業に入社し、奨学金の返済に金を借りて雁字搦めになってしまった伊東さんの最後があまりに悲しい。ミイラ取りがミイラに・・作者がカードローン地獄に陥る様も凄まじく再生できたのが奇跡のように思えた。「足るを知る」身の丈にあった堅実な生活が一番だ。

  • 33 kouch

    90年代。年収も高く思ったより華やかな業界だったんだな、と読んでいたが、やはり闇や代償も多い。一家離散、鬱、自殺…これらを身近に感じて尚、仕事とは割り切れない。社員の横柄な様子を見て、礼儀正しくなくてもいいんだ、とこの業界に飛び込んだ著者も只者ではない。後半は自らが借りる側に周り借金で苦しめられる因果な展開。自分のような凡人にはカードローンには嫌悪感があるが、業界の人は顛末を知るがゆえに却って油断するのかもしれないな、とも思う。自己破産等、日本は過保護なのかもしれない。「信用」って何だろうと感慨に耽る。

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