Product Details
ISBN 10 : 4062817276
Content Description
人間以外の動物は死を恐れない。なぜ人間は「死ぬのが怖い」のか?霊魂から脳のクオリアと、宗教、心理学、進化論、哲学、脳科学まで分野を横断して人類共通の悩みに迫る。そしてその先に見えてきたのは、すべてが幻想!?という脳科学の衝撃の結論。しかし理屈だけでは「怖い」は克服できない。著者はそこで、「死」を生き生きとした「生」へと還元できる7つのルートを示す。知的興奮を味わううち、新たな死生観が見につく現代日本人の教養書。
目次 : 第1章 人はなぜ死ぬのが怖いのか?―脳科学、進化生物学などでどこまでわかるか/ 第2章 死後の世界や霊魂は存在しないのか?―宗教の死生観を科学的に考える/ 第3章 死ぬのが怖くなくなる方法がある―死の統合学、システムデザイン・マネジメント学/ 第4章 ルート1「お前はすでに死んでいる」―心は幻想だと理解する道/ 第5章 ルート2「自殺は悪か?」―すぐ死ぬことと、あとで死ぬことの違いを考える道/ 第6章 ルート3「人生は〇・一八秒」―自分の小ささを客観視する道/ 第7章 ルート4「死の瞬間は存在するか?」―主観時間は幻想だと理解する道/ 第8章 ルート5「あなたというメディア」―自己とは定義の結果だと理解する道/ 第9章 ルート6「達人へのループを描け」―幸福学研究からのアプローチ/ 第10章 ルート7「いい湯だな♪」―リラクゼーションと東洋思想からのアプローチ
【著者紹介】
前野隆司 : 1962年、山口県生まれ。東京工業大学卒。同大学大学院修士課程修了。キヤノン株式会社入社。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授など歴任。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)。ロボットや脳科学の研究を経て、「人間にかかわるシステムならばすべて対象」「人類にとって必要なものを創造的にデザインする」という方針のもと、理工学から心理学、社会学、哲学まで、分野を横断して研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
