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死なれちゃったあとで

前田隆弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120057670
ISBN 10 : 4120057674
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

「情けない人生でした」――器用に生きていた後輩の死、海で溺死した父‥‥岸本佐知子氏、能町みね子氏推薦!忘れられない喪失の記憶を炙り出すエッセイ集

【著者紹介】
前田隆弘 : 1974年福岡市生まれ。フリーランスの編集者・ライターとして、インタビューを中心に精力的に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    人の数だけ死はあり、人の数だけその死の受け止め方もある。死は平等だけれども、その過程はそれこそ千差万別。諸行無常。『情けない人生でした。』くぅ・・まだ分らないじゃないかと思っても、それは本人じゃないから言える言葉だ。書いて心が整理出来たり、話すことで気持ちが落ち着いたりもするよね。確かなことは時間が必要だってことだ。それもまた生きてるからこそ・・そんな読後感。

  • machi☺︎︎゛

    作者の身近な人や家族が亡くなった経験をノンフィクションにまとめた一冊。事故死や自殺も含めこんなに多くの人が周りで亡くなりそれを毎回見送ってきた作者さんの辛さもすごく伝わった。タイトル通りで死なれちゃったあとで、色々後悔ややり切れなさがあるけど残された方はそれでも生きていかなければならない。人が亡くなる話ばかりだから明るい気持ちにはなれないけど、何か頑張って生きようと思えた一冊。

  • kinkin

    人が死ぬというのは普通と言えば失礼だが、毎日のように何処かで誰かが亡くなっている。本書は著者が身近に起きた死について書かれていた。死をどう捉えるか人様々。哀しむ人あり、腹を立てる人、崩れる人、特に気になっていない様子の人他、これからの時代、次第に知り合いも親戚もどんどん減ってゆく。私は一切合切とにかくゼロで逝きたい。虫ケラのように寝ればなお良し。跡形もなく消え去りたい。と思っているがそうはいかないのが今の世の中。それを考えると嫌になる。図書館本

  • fwhd8325

    著者前田勝弘さんは、私より一世代以上若い。繊細な方が周りに多くいらしたのかなと想像もします。生きている時に…と後悔することもあるだろうけれど、この著書はすべてが湿っぽいものではなく、むしろタイトル通り、死なれちゃったあとでの思いを自身で消化するかのように感じます。それは辛いことだと思います。軸になる後輩Dさんのこと、Dさんのご家族。それは強い生命力を与えてくれるようにも感じます。雨宮さんへの思いは少し辛い。

  • nonpono

    Twitterで話題にしていたので。まず、題名がすごい。年を重ねれば重ねるほどに結婚式よりお葬式に参列することが増えた。生き様、裏表の死に様。覚えていることが、故人について語ることが供養なのか。最近、弟の奥さんの父上の孤独死があった。最後に自分にかかってきた電話に出れずに弟は悔やんでいた。喪失感、後悔、寂しさ、無力感。死が教えてくれるもの、もたらすもの。20代、2つの棺が並ぶお葬式に参列したわたし。その1つの棺の享年を越えたとき、自分は何をしているんだろうと思った。自分に対して静かに語るような良書でした。

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